昼からお出掛けすることもあって,いつもの家事労働はお休み。ちょいと近所でヤボ用だけ軽く済ませて,正午過ぎの新幹線に乗車。
ここ最近,毎日のように雨の影響でどこかで止まっている新幹線。今日も車両に叩き付ける雨音が大きく聞こえるぐらいの豪雨が降ってる岐阜県を抜けてしばらくしたら,車内の電光板に「名古屋-米原間運転見合わせ」と赤文字で書かれたテロップが流れる。車内放送では,下りの便も東京駅発車を調整しているので,ホームに空きが無くなり順番待ちで到着が遅れる可能性もあるとのこと。結局は遅れることは無かったが,もし1時間遅い便だったら立ち往生に遭遇していたかも知れない。
品川駅に定刻に到着後,さっさと予約をしている蒲田の宿へ移動。チラっと周囲のまちあるきをして京急蒲田駅方面に行ってみたら,関東の工事現場で何かと話題の「修悦フォント」の案内表記が,直上高架工事を行っている現場にあった。上手くガムテープで作ってますなあ。
ついでに買い出しをしてから宿に戻り,少し休憩。夕方ちょい遅めに再び宿を出る。遠征初日の今日の目的は,地下鉄赤羽橋駅すぐ横のレストラン・パシフィックヘブンで開催される,℃-uteメンバー・中島早貴のソロイベントの観覧。2回目公演の現地集合時間,19時15分の少し前に着くように,京浜東北線と浜松町乗り換えで地下鉄大江戸線を利用して向かう。
駅出口から徒歩で10歩ぐらいに置かれてた受付で,事前に知らされてた整理番号の札を取って入場待ち列に並ぶ。駅そばの公道に面したところなんで,何だか晒されているような感じもするが,それよりもイベントへの期待感で一杯。どうやら90人程度の参加者が居るみたい。こっちは50番台なんで番号的には真ん中より少し後ろになるか。
時間が来て,順にFC会員証や身分証明書で入場のチェックを済ませて,会場内へ入る。中は詰め込んで100人も入るかどうかの狭いスペース。縦横に椅子が10個ずつ置けるかなあという感じで,おおよそ整理番号に相当する,前から5-6列目ぐらいの通路側に座れた。ステージ上には,中島早貴からのメッセージとか昨日同じようにソロイベントを行った℃-uteメンバー・鈴木愛理が書き残したコメントやイラストなどが描かれたホワイトボードが置かれている。
参加者の様子は,いつものコンサートとかと違い,あまり派手な格好をしている人は居らず,全体的に地味な感じ。せいぜいヲタTを着ている程度。やはり,場所柄を考えてのことなんでしょうな。当方は黒のスラックスにワイシャツ,端から見たらクールビズのリーマンスタイル。ただし,ワイシャツの下は中島早貴のイメージカラーであるオレンジのTシャツを着込んでの参加。
イベント開始までの間に,椅子に置かれた「中島早貴に尋ねたい質問」を書く用紙に,自分の考えた質問を書いて提出。そして,19時45分になりイベント開始。登場曲は「ディスコクイーン」,衣裳は現在開催中の全国ツアーのグッズTシャツ(オレンジ色・胸にSAKI NAKAJIMAのネーム入り)に白いスカート,サンダル。髪は結わえず下におろして前髪もあり,いつものデコ出し横結わえスタイルとは全く異なったもの。この髪型は相当良さげ。こんな感じかな。
最初に,いつもあるような注意事項を説明するも,緊張しているのか詰まったり沈黙したり。まあ,それは仕方が無いか。無理矢理「イエーイ」などと盛り上げたりしつつ,1曲目の歌は「最高級のエンジョイGIRLS」。この歌を唄うのは楽しいんで選んだらしい。続けて,ファン参加で℃-uteカルトクイズ大会。全員を立たせて二択クイズで最後まで残った人は「なっきぃ特製:みかん君ぬいぐるみ」が貰えるというもの。
設問は,アルバムやコンサートの曲順とか過去のイベントのタイトル名,ゲキハロで共演した役者さんの名前などなど,非常に細かい内容。当方はあっさり1問目で脱落も,予定の10問を超えても複数が残るというハプニング?が発生。急遽11問目をアドリブで作るも,明らかに答えがバレバレなものとなり,結局はジャンケンで勝負が付くということに。静岡から来た人が賞品を貰ってたが,どうやらこのぬいぐるみを洗うと,色落ちがしてすごいことになるらしい。まあ,普通に考えたら袋に入れたまま飾るんだろうけど。
続いて2曲目,このイントロは森高千里の「私がオバさんになっても」じゃあないですか。うわー,これは昨年のゲキハロを思い出しますわ。芝居の後のライブコーナーで,メンバーが日替わりで唄ってたが,たまたま1度キリの観覧機会で,推しメンの中島早貴が唄うところが見られたっての。まさかこれが来るとはねえ。劇中挿入歌だったので,もう2度と唄ってるところを見るのは無いだろうと思ってたから,非常に感慨深いものがある。しかもフルサイズでの歌唱。本人曰く「"私がオバさんになったら あなたはオジさんよ"という歌詞がお気に入り」で選んだらしい。これを見られただけで,今回の遠征費は精神的に浮いたも同然。
次は,事前に書いた質問に答えるという企画。全部で4問ほどあり,プライベートで「旅行するならどこに行きたい」とか,未だ学生なんで「二学期には何をしたい」などというもの。で,このコーナーで自分の書いた質問が採用されて,個人的に書いた内容のレスまであったという,もはや精神的に遠征費が浮いただけでは無く,出張経費で落とせたあげくにお釣りまで貰ったような感じですわ,今回のイベントは。
でもって,ラストの歌は,新曲のカプリング「忘れたくない夏」。歌唱後に最後の締めの挨拶。やはり司会者も居ない1人だけのイベントとあって,かなり緊張してたようで。それから,10月のゲキハロで演じる役所もチラっと話す。「ホラー好き」「衣装にも注目」らしい。今後の目標としては,日々ユニットとして成長をして行き,将来は東京ドームとかでもコンサートを出来るぐらいになりたいとか,個人的には歌だけでは無くて,バラエティ番組とかにも出てみたいなどなど。夢は大きく広がりますな。
これにてイベントの本編は終了,ここまでで約35分。続いて握手会となるが,その前にマイク無しで「外,雨がすごいらしいんです」「気を付けてください」と話し,スタッフが出口ドアを開けたら,豪雨のみならず稲光と共に大きな雷鳴が。これは大の大人でも怖い。今回の握手は会話が2往復出来るかどうかのいつも通りの高速。まあ,言いたいことは伝えられたんで佳し。イベント開始からおおよそ40分ぐらいで退場。外は思った以上の大雨。後から知ったが,また新幹線がこの雨で止まったらしい。℃-ute松戸公演も突然の雨,浜松公演では新幹線ダダ遅れ,今週の各メンバーのソロイベントも天候不順という,メンバーの一員である矢島舞美の「雨女伝説」が続いてるんだろうか。
今回のイベントは時間も短く,おまけに遠征費も掛けての参加とあって,コストパフォーマンスのみを考えたら高く付いてるのは間違いないけども,眼に見えない精神的なリターンは非常に大きかった。日常生活に戻ってからの反動が恐ろしいぐらいの満足感を得て宿までの帰路へ。
せっかくなんで往路とは違うルートを取って,地下鉄大江戸線~浅草線~京急線で蒲田まで戻る。相変わらず強い雷雨が降ってるが京急線は遅れることなく運行。遅い夕食の買い出しも済ませて,後は宿でゆっくりと過ごして明日に備える。
豪雨の岐阜県内を高速走行
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運転見合わせのお知らせ
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地下鉄大江戸線・赤羽橋駅
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