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昨夜の作業が長引き,考えていた早朝の新幹線は無理。なので午前遅めの便にして,東京での昼食予定も車内弁当に変更。窓側席だったが,隣席には誰も乗って来ず,マナーとして2席占領はしないが,かなり気分的にはゆったりと移動出来た。
池袋の宿にチェックイン。ネット接続可能な自室でメール確認したが特に何も無かったので,散歩がてらカフェで軽くサンドイッチなどをつまんだり。
今回の主目的は,サンシャイン劇場での芝居「寝る子は℃-ute」観覧。チラっとネット掲示板を見たら,当日券で2階席最前列が売られているとか。こっちは先行予約だが1階最後列…これはヘコんで疲れが一気に出そう。ただ,当日券は必ず出るとは限らないので,与えられた場で楽しむしかないですわな。
開場時間ちょうどに現地に出向くと,周辺は既に多くの「℃ヲタさん」でいっぱい。グッズ販売もあったので,プログラムとDVDマガジンを購入。今回は芝居内容に合わせて「給料袋」ってなのもあったが前日までに完売。どういうもんなのでしょうねえ。
で,指定の最後列席だが,思ったよりも悪くない。後ろの方は傾斜がきつめなので,場合によっては傾斜が緩い真ん中列辺りよりも見やすいかも。しかも,終演まで前と隣席が空いたままで,結果としてかなり見やすかった。プログラムを読んで,あらすじを予習しているうちに19時の開演を迎える。
話は,℃-uteメンと客演の劇団員が演ずる「おっさん」,この両者が繰り広げる一夏の喜怒哀楽といった感じ。チケ確保の頃は学芸会的なグダグダ芝居かとも想像したが,℃-uteを知らない一見さんでも充分に楽しめそうな内容。多少贔屓目かも知れないが,客の多くが「℃ヲタ」さんなのは何だか勿体ないかも。
そして贔屓の「なかさきちゃん・なっきぃ」中島早貴の役どころは,舞台となる別荘に遊びに来る5人組のうちの1人だが,二役を演ずる矢島舞美に関わる役割を果たし,最後の方では長ゼリフを任せられるという結構重要なポジション。ライブツアー同様に司会進行的な位置付けか。役名もそれに因んだのかなあ。
その矢島舞美の二役,1つは別荘に遊びに来た5人組のリーダー,もう1つは「おっさん」たちの記憶の中の人というもの。前者はお嬢衣裳に過剰な「ツンツン」系なキャラ,後者は浴衣姿の柔和な感じで,かなりメリハリが効いてましたね。
劇中歌として「おっさん」世代の往年のヒット曲,森高千里「私がオバさんになっても」を「記憶の中の人」役の矢島舞美が唄うが,その振り付けも当時テレビで見た森高のまま。遠目からだが,まるで森高の後継者っぽいようにも見える。この歌はエンディングで,℃-uteメンの誰かが日替わりで指名されてソロで再度唄うが,今日までの流れで想定するに矢島舞美かと思ったら,指名されたのが中島早貴。これは「キターッ」ってなところですわ。
普段からメインでヴォーカルを取ることも少なく,何よりも偶然に取れた1回限りの観覧機会で,あったら良いなと思っていた「なっきぃソロ」に当たったのは非常に感慨深い。一推しメンの約3分の独唱を大いに楽しませて貰いました。で,このソロ曲から数曲続くミニライブがあって公演終了。カーテンコールでの中島早貴のコメントは「今日はソロ曲で当てられる予感がした」というものだったが,その予感が当たってこっちとしても良かった。またもや贔屓目だが,遠征費に充分に値するものはありましたね。カメラも入って無いようだったので,おそらく後日に発売されるDVDには収録されない,幻のソロ歌唱になるのかもしれない。
21時前に終了し,帰りに会場近くの24時間営業スーパーで夜食の買い出し。宿で食べつつ振り返ってみたら,昨日は神に見捨てられたように休みを飛ばさざるを得なくなったが,今日のこの事で気分的にはチャラになった。捨てる神もあれば拾う神もあるというのは,こういうことかなと。神仏は縁起物程度にしか思っていないけど,この巡り合わせには素直に感謝したい。何だかここ最近のドタバタ続きだったのが救われた気分。