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午前中から大学へ,約5ヶ月ぶり。いやあ,結構変わってますなあ。Y氏や教員M氏と事前に打ち合わせをしてから事務のK氏と今後の件について相談。色々と事情がありそうなので,そこをどうクリアしていくか思案のしどころ。
その後は,久々に顔を会わせた院生や学部生と,あれこれ話を。昨日の大阪近鉄とオリックス両球団の合併についても話をしたが,チームが試合中に球団首脳が会見するってのもなんか変ですな。試合中でファンも現場も手が出せないドサクサに強行したって感がある。この点については感情的にどうかという意見を持ってます。大阪近鉄ファンでは無いがパシフィック好きとして,年間チケットを購入しファンクラブに加入して,少しでもたくさんの試合を観戦しようとしてきたが,個人レベルではもう無理な段階なんですなあ。
今回の件,球団合併というのは全く予想してなかっただけに衝撃的。身売り話はチラチラあったので,前回の「近鉄」ネーミングライツ商法の時はさほど驚きもなく,過去の事例もあるので,大阪での球団運営を続けるためには仕方がないと思ったが,しかし,合併ってのはほぼ半世紀の2リーグ12球団制をひっくり返すものなので,これはどうなんかと。特にフランチャイズ制というのがあるので,大阪と神戸の両方で均等に開催するわけにもいかないだろうし,それ以前にチーム名やアブれる選手の処遇についての問題もある。ある意味で身売り以上に困難な事態が待ち受けているとも言える。
個人的には,大阪近鉄やオリックス球団のファンで無いので,大阪ドームでパシフィック・リーグの球団が見られたら別にどこが主催しても構わないのだが,南海ホークス亡き後,大阪近鉄主催試合を藤井寺球場や日生球場で見続けて来たので,変に情があることは否定できない。来季もドームで大村選手や水口選手,有銘投手や愛敬投手が見られるのか?
1リーグ制を主張する人もいるが,テレビで見る限りの印象だが,甲子園のような殺伐としたところで北海道日本ハムや千葉ロッテとかの試合は見たくないですな。決して客が多い=殺伐ということではないが,醸し出す雰囲気がなんか違う。大阪ドームは野球場としては問題が多いが,雰囲気は悪くはない。仕事帰りに「ゆっくりと観戦」できる雰囲気は重要です。応援の強制をされる環境はちょっと…。
結論から言えば,南海ホークスに続き大阪近鉄バファローズを失う,それが例え名前だけ失って新球団が大阪ドームをフランチャイズとしたとしても,15年で2球団も失くすという大失態を演じた大阪・大阪企業・大阪人,どうなんだろうなあ。南海も近鉄も,そして阪急も,阪神という大きな壁は乗り越えるどころか逆に潰されたって感じですかねえ。それと同様,在阪マスコミが2つめの壁。毎日毎日,阪神阪神とまるで「統制報道」ですからねえ。プロ野球はひとつの大衆文化と思うので,虐げられる中で細々と生きながらえる文化,それがパシフィック・リーグってことですかなあ。