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早朝に目覚める。今日は父親の法事ということで丸々1日,身内親戚のお相手を。喪主は基本的に動かずってなるために,こっちがメインに動いてあれやこれやと。
泊まっている子供を起こして,家の中を片付けてセッティング。自宅までの道が判らない遠方の身内からの連絡に対応して道案内をしたり,駐車場を探しに走ったりと。10時半すぎには旧居近所のご老人もやって来て,11時前に予定の参加者が揃ったので始めることに。
元々,仏式でやってるわけではないが,一応「四十九日」に当たる節目になるんで,葬儀の時と同様に,経の読める親戚にあげて貰い,形ばかりの焼香をするってなところで,「儀式」自体は30分足らずで終了。まあ,皆が集まって故人の話をするってことに意味があるんで,儀式の時間よりもその後の食事・歓談の方がメインかな。
経を読んでる途中で,事前に発注していた寿司が届いたので受け取り,終了後にテーブルに乗せて飲食準備と。自宅に大人数が集まって狭苦しいが,まあゆっくりと食べながらあれこれと話をして貰えれば。集まった子供らは昨日買うたファミコンが非常に珍しいらしく,食事よりもそっちばかりに気を取られているようですが。
で,各自,通夜・葬儀の時には忙しくて話が出来なかったので,ここ数年の近況とか,昔の思い出とかを語りながら寿司をつまんで賑やかにというふうな時間を過ごす。すると,ここでえらい出来事が現在進行中なことを知る。
我が家で「3年前のゴタゴタ」となっている,対企業の訴訟案件について,ウチは発覚した時にしかるべき公的・法的なな手段でもって最終的には示談に至ったが,たまたま同じ企業に勤務する別の身内に対しても,似たような不明朗な会社運営を続けたあげく,かつ今度は向こうが年内での廃業を通告して,外から見る限り「逃げ得」を狙っているとしか思えない話もあると聞かされる。
まあ,これについては詳しい証拠資料を持ってるとか,本人の意志や家族の思いもあるだろうから,一概にどうこうとは言えないので,何かあれば出来る範囲での協力は惜しまないというふうに返事をしておく。もし父親が生きてて,この話を聞いたら激怒だけでは済まんやろな。
そんなこんな,良い話から悪い話まで,午後から夜まで話疲れた。夜には,仕事の都合で昼の儀式には参加出来なかった親戚もやって来たので,終わったのは夜遅く,おおよそ片付いたのはもう日が変わった頃に。細々としたところまでするのは明日にしよ。
こういう機会は滅多にないことなので非常に良い経験にはなったが,あくまで手作り感覚にこだわったので結構疲れますな。まあ,多少疲れてもこっちの方が気持ちはこもってるとの自負はあるけど。