プロフィール

名前
ktf-osk
生年月日
10月23日
趣味
あれやこれや

アクセスカウンタ

Access
12175
Today
00001
Yesterday
00001

No.2657の記事

急変

入院中の家族の隣に置いた幅50センチ・長さ160センチぐらいの簡易ベッドに横たわって,相変わらずちゃんと眠れない状況。夜中にちょっと痰が喉に引っ掛かることがあったが,それも比較的簡単に除去出来たので特に心配なく早朝に帰宅し,少し仮眠を取る。
午後になって作業をと,ちょいとあれこれとデータをいじったり翻訳の見積なんぞをしてたら病院から電話。状況が変わったので至急来て欲しいと。一晩休んで体調も戻った家族と共に急ぎタクシーを飛ばす。
本人を見たら肩で息をしてる状況でかなりきつそう。主治医から検査結果を含め今朝からの様子について説明を受けるが,最大血圧が50台,時々それも切るってなことでとりあえず家族を呼んだということと,肺気腫の影響で左肺の機能が落ちて息苦しいということ,そして元からの内臓疾患は落ち着いてるものの,今回の腸閉塞の原因がどうやら腫瘍じゃあないかという所見が出たってなことで。良性か悪性かは不明。
話によれば小腸は位置的に一般的ないわゆる「カメラ検査」がしにくく,健康人や体力が残っている人であれば,大学病院で特殊な検査も可能だが現状では負荷を掛けるのは非常に困難ということで,点滴などを使って何とか今の危ない状況を乗り切るしかないってなこと。これはもう仕方がないんで,今さら下手に触るのが無理なら主治医の方針に任せるしかない。
本人の意識はしっかりとしてるので,適当に会話をしながら一旦自宅に引き揚げ,身内に連絡。夜に再度病院に荷物を持っていくので,その間に中途半端に置いといた作業の続きをと思ったら,病院に残った家族から「本格的にヤバそう」と連絡があり,急ぎ病院へ。どうやら医師や看護師の見立てや,これまでの経験では今のうちに連絡すべきところにしておいた方が良いってなこと。今は落ち着いてるので早めにやっておいてってなことで,家族と共に自宅へ戻り,各所へ連絡。兄弟・従姉妹が急ぎやって来て,万一の時の治療方針について家族内で意思統一を図り,普段はあまり連絡を取らない遠い親戚にも現状報告をしておく。
ちょいと遠くから車で来た身内も居たので,その車で三度,病院へ行き軽く様子を見て深夜に帰宅。決して良くない状況も何とか小康状態なので,後は当直の医師・看護師に任せて帰宅。まあ,深夜の病院,しかも昨日よりも高レベルな監視体制の部屋なので,大人数で居るわけにもいかないし,他の患者にも迷惑が掛かる。
病気の家族本人は最前線で勝負してるところだが,残った家族も臨戦態勢。いつでも動けるように交代で休息を取るしかないですわ。風呂に入ったらそこで眠ってしまい,逆にこっちがちょい危なかったけど。