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朝から大阪市内の某総合病院へ。今の枚方の病院は急性期患者が対象なので,ある程度落ち着いたら,次に治療を継続して受診するところを探さないといけない。で,病院間の連携で予約を取っておいて,朝から本人を連れて行って話をしたが…これが現実か。
まずは形成外科で傷の様子を診たが,まあ治癒するのは時間の問題ってなことで,短期入院で後は通院という対応かってな話。これは本人も家族も納得だが,そこから余計な一言が。「衣服の着脱に時間が掛かってるようでは困る」って,これは現時点では仕方ないやん。実際に身体が弱ってロクに歩けず身動きに支障がある状態ではどうしようも無いんやし。確かに1人の患者に時間を掛けると,後の待つ人に迷惑が掛かるという事実はあるし理解は出来るが,もうちょい言い方は無いんかなあと。
次の内科は,最初から医師がやる気無し。紹介状に書かれた内容だけを見て,聴診も触診もなく話だけ。つまりは「自爆」して患った病気で,しかも末期的状況に近いのはお断りしますと。これも「一見さん」で,かつ容体が悪い患者が来られても面倒ってなことだろうと,素人長柄に推測は出来るが,本人を目の前にして言うならば,ここでも言い方に配慮が欲しいところですわ。そこまで求めるのは今さら贅沢なんかな。
で,そのまま枚方の病院に帰って,主治医に報告したら「ハァ?何それ」みたいな感じ。逆に「そんなところとは知らずに紹介して悪かった」ってなふうに謝られて恐縮。まあ,病院リストや電話で診察予約を入れるとかだけでは,実際の現場対応までは判りませんわな,これは仕方がない。
なので,今後はケースワーカさんと協力して,こっちでも手分けしてネットで診療科目とか評判を検索し,電話で密に連絡を取りながら,いくつか候補となりそうなところを探して,ワーカさんに詳細を向こうさんに話して貰う。そして,受け入れ可能かどうかの確たる返事を確認出来てから動くことに。数打ちゃ当たるだろうけど,逐一全部に本人が行くのも体力的に非常に厳しく,この暑いさなかに無駄な消耗は避けたいんで。
今日は現実を知るうえでも,ええ勉強になりました。日常の作業でも,身体や生活に困難を抱えた単身高齢者を扱った調査とかが多いけど,その結果でよく出て来る「困っている状況」ってのを,リアルに知ることが出来たので。ウチの場合は未だ家族が動けるだけマシかなと。