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早朝,いきなり電話で起こされた。この時間に電話が鳴ること自体が異常なので悪い予感がしたが,どうやら入院中の家族に何かあったようで。断片的な情報では大火傷とのことだが訳が判らない。こっちは睡眠不足で酒が残ってるため,自宅待機ということにして家族が急ぎ病院へ急行。
どうやら現在入院中の大阪市内の病院で不慮の事故があり,対応不可能となったため搬送先を探したら枚方の大学病院しか無かったとのこと。これは時間も時間,症状も症状とあり,病院側が何とか手配してくれたので遠方でも仕方なし。落ち着かない時間を過ごし,現地から電話が入る。
入院患者であっても喫煙は規定の箇所でと院内ルールで認められてるので,朝の散歩がてら喫煙所へ行く途中で突然ライターが発火し着衣に引火。たまたま気付いた人が居て消火に当たったが上半身のかなりの部分に大火傷を負ったという状況だったようで。何故ライターが発火したかは不明も,警察と消防の事情聴取も入り,事件性は無いと認定され,本当に不幸な不慮の事故ってなことに。元気な若い人なら引火してもすぐに消せたかもしれないが,高齢で病人だと消火行動も遅く,しかも早朝でフリース系の上着を着てたのも拙かったか。マナーを守っての喫煙ならば問題ないので,いつも通りの行動を取ったと思うが,何らかの不運が重なったのかと。
家族が一旦帰宅し,状況を良く聞いてから枚方の病院に様子を見に行く。上半身に大きな火傷ということで,包帯に巻かれた「ミイラ男」や,いわゆる「グロ画像」的なものを想像してしまったが,顔は大きく腫れ上がっていたものの,眼に見える範囲では,「最期」を覚悟するまでひどくはなかった。ただ,肝心の胴体の損傷は見ることは出来ず,3度の火傷という診断でかなりな損傷のようで。タダでさえ内臓疾患を持ってるので,それとの兼ね合いもありますわな。これは非常に難儀しそう。
本人は当然しんどいだろうが,この状況では身内も長期戦を覚悟,今よりもなおフルでの稼働をせざるを得ない。周囲の仕事関係者にも,しばらく迷惑を掛けることを連絡。こないだまでは内臓疾患について色々と調べてたけど,今度は火傷に関して情報を仕入れんと。
しばらく枚方通いが確定。京阪電車とこういう形でお友達になるとはね。