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中島早貴の存在感~その1

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早朝に目覚め,チラっとネットを見てたら,昨日午前の新幹線予約システムのダウンのせいで,年末年始の帰省の便が取れなかったとかいう書き込みが。自分が乗る予定の日時の便の予約を忘れてたんで慌てて状況を探ると,いつもの時間帯の便は既にもう満席寸前で好きな席を選べず。3人掛け真ん中のB席は残っていたが,両隣の圧迫感を考えてこれは避けたい。
あれこれと探して,発車時刻が早い便でいつもの号車のいつもの席番を何とか押さえる。昨日,このニュースに気付いて昼間にでも確保に走ってたら,もう少し選択肢はあったかも知れんが,今となっては仕方が無い。
そんな新幹線ネタで,今日からの東の旅が始まることに。
続き
出発までの時間を適当に過ごしてから新大阪駅へ。乗車した新幹線では,車内アナウンスで顧客満足度調査みたいなアンケートをやるとの話があったが,調査に該当する車両に乗車していたのでは無かったんで,これはちょっと残念。東京駅まで隣がずっと空席で,天気も良く車窓や富士山も綺麗に見えて気分的にもゆったりと過ごせた。まあ,御守り替わりで薬を飲んでたのもあるだろうけど。
到着後,池袋の常宿まで移動し,小休止してから宿の近辺を散歩。モノは試しと先週に真野恵里菜S/mileageのイベントがあった,池袋駅隣接の東武百貨店の屋上まで行ってみた。現地は当日のネット実況通りの如何にもな百貨店の屋上風景。小さな乗り物とゲームコーナー,飲食物販があり,イベントステージもそれなりな大きさ。高さも低くて,この屋上広場が満員なら後ろの方からは見えなさそうな感じ。
後は店内を見たり駅前の家電量販店を冷やかしつつ,未だ通った事の無い路地を歩いて宿へ戻る。歩き疲れはいつものように足湯で癒して,芝居見物に出掛けるまでの時間をノンキに過ごす。
18時半の開場時間に間に合うよう宿を出て,会場のあうるすぽっとへと向かう。その道中,サンシャインシティを歩いてたら,噴水広場で何か音楽イベントをやってたんで,それをチラっと見てみた。唄ってたのはJAY'S GARDENという男性グループ。どうやら今日がCD全国流通の初日で,その記念イベントだったみたい。1曲だけしか見てないが熱心なファンも居て,なかなか面白かった。
開場時間直後に現地到着,もぎりを抜けてまずはグッズ売場へ。今回はパンフレットにイチ推し贔屓の中島早貴ソロ写真を購入。写真は5種類あってどれにしようか迷ったが,適当に「えいやっ」と,その場の直感でサンプルを指さして決めた。
場内中盤やや後方の指定された座席に着いて,置かれていたチラシ類に目を通して時間を潰す。その中に今回の芝居のチラシ()があったのは良い記念になりますな。開演は19時,その5分ぐらい前に,場内に向けて諸注意等のアナウンスが流れたが,影アナは中島早貴だった。これで終演後のアフタートークショーにも出て来たらさらに嬉しいが,さてどうなることやら。
本編は3つのエピソードがあり,ラストでそれらが時系列的に1つに繋がるというもので,公演時間は約100分。1話から3話まで順に演じるのでは無く,1→2→3→2→1というふうな感じで進んで行く。1話目の主役は保田圭。いきなり10分ぐらいあるような長ゼリフは,さすが年に何本も芝居に出てるだけのことはあると思わせる。2話目は劇団員が多数出演のドタバタ喜劇風(話自体は悲話なんだけど)。3話目が中島早貴主役での3人芝居。
この中島早貴の演技を楽しみにしてたんだが,これが思った以上の出来。何せステージには3人しか居ないんで,密度が濃いこと。また,アイドルに当て書き脚本で芝居させましたっていう感じでも無く,頑張っていつものイメージとは大きく異なる役柄を作り上げて成り切ってましたね。多少の粗っぽさもあったけど,現時点でこれだけ演じられたら,将来的に役者方面での活躍も期待出来そう。「なっちゃん女優進出希望派」としては嬉しいですわ。
衣裳は,女子高校生が事件を起こすという事から制服姿だったが,マフラーや手袋といった小道具がちょっとしたアクセントになってた。時代設定もあってか,かなり「昭和」っぽかったのが逆にハマりそう。後,ソロで劇中歌を唄うのは少々心配な所もあったけど,いざ唄ってみると何の問題も無し。主役にソロ歌唱とお得感あり過ぎでした。事前にネットで見掛けた感想書き込みに「なっきぃヲタは絶対に見に行け」ともあったが,まさにその通り。共演の2人の劇団員と比べたら小柄で発声も小さいけれど,その存在感は大きかったです。
一方,矢島舞美は話の本筋とは直接関係の無い脇役で,見せ場も中島早貴と比べたら少なかった。これまでのゲキハロでは主役を演じてたことからも,矢島舞美ファンからしたら物足りずで終わったかも知れませんな。「17歳」っていう年齢が全体のストーリーのキーワードになってたんで,ならば矢島舞美をもうちょい話に絡ませて欲しかったとか,あれこれ思ってる人も居てそう。ただ,髪をショートにした姿をようやく生で見られたが,これは良かった。今までよりさらに爽やかさが増したような雰囲気が出てましたね。
細かな時代考証等の辻褄合わせはともかくとして,「17歳」「朝陽」「人生はやり直せる」等の伏線があれこれと張られて,それを紐解くように繋ぎ合わせて最後にスッキリ。これ,℃-uteメンが出て無くて,たまたま見に行った芝居だったとしても,結構楽しめたんじゃないかな。
そんなこんなで終演を迎え,アフタートークショーへと移る。保田圭と劇団員2人に対して質問をするという構成。残念ながらここには中島早貴と矢島舞美は出演せず。そのこともあってか,保田圭が一番最後に「舞美ちゃんやなっきぃじゃなくてごめん」みたいなことを言ってたのは,℃-uteファンが多そうな客層の心理を読んでのことかな。
トークショーは15分程度で,どういうセリフが印象に残ったか尋ねたり,アクション演技の別パターンの披露とかをしてたが,劇団のオリジナルシャツの宣伝が半分は占めてたような。終了を知らせる声が中島早貴の猫の鳴き真似(これは芝居の中でもあった)だったので,まあそれで出演してたということにしよ。また,普段は余り見る機会の無い保田圭を,これだけしっかりと最後まで見られたというのも,それはそれで良かったかなあと。
21時頃に全て終了。劇場を後にして,道中で遅い夕食を買い出して宿へと戻る。外食をしようかとも思ったが,とりあえず早くゆっくり足を伸ばして過ごしたいんで弁当にした。食後にパンフレットを読みつつ,簡単に荷物も整理。日が変わる前にさっさと風呂に入って眠ることに。
明日も1公演入るが今日で話の筋は判ったんで,今度は細かな演技に注意しながらじっくり見ようかと。

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