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「あたるも八卦!?」その1

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いつもより早めに目覚め,遠征の最終準備を。かなり寝不足なはずなんだが,何かしら気分が高揚しているんで,そんなに眠気も無い。メールチェックや諸々の確認を終え,出発。
いつもの時間帯のいつもの11号車,いつものE席の新幹線のぞみに乗り,東へ向かう。前回の東の旅の時と同じく乗車率は半分以下で,3人掛けの席は誰も座ってないところも。だけど,何故か自席の隣には終点まで客が居て,販売時の割り振りが下手なんかなあとも思ったり。
東京駅から,これまたいつものように山手線で池袋へ移動し,常宿へチェックイン。出発前の予報では雨が降るとの話も,何とか降られずに済んで助かった。
続き
宿に着いたら何だか急に疲れが出て来た。ここしばらく体調が優れないせいもあるんやろな。それに寝不足が加わってか非常に眠い。30分ほど横になって眠ったが,もう少しで寝過ごすところで危なかった。ひとまず足湯をして少しはリラックス。
18時半開場に間に合うよう,池袋駅から地下鉄有楽町線で銀座へ向かう。乗り換え無しで20分程度で行けて,現地会場のル・テアトル銀座は最寄駅から徒歩1分と,移動はそんなにしんどく無い。夕方のラッシュ時に掛かるけど,思ったほど車内が混み合っても無かったし。郊外へ向かうのと逆方向になるからかなあ。
開場時間ギリギリに現地に到着したが,入場時に正直言ってゲンナリとした。劇場はレストランやホテルと同じ建物内で,普通ならば1階正面入口から客入れするはずだろうに,横手の非常階段から3階の劇場フロアに上がるように案内された。狭くて暑苦しい階段で並ばされながら,「おいおい,芝居見るのに裏口から入れるのか」,「つまりは"正規の客"では無いというわけか」など憤慨しつつ入場順を待つが,フロアまで上がって理由が判った。もぎりのところでカメラチェックがあり人が溜まるんで,その列をさばくスペースが無いために非常階段に流しているということか。あまり気分の良いものでは無いが,そうせざるを得ないことは理解出来た。
まあ,裏の意図を邪推すると,建物内の他店舗からしたら,芝居観覧なのに推しメンの名前入り法被や野球・サッカーユニフォームを着たり,そこまでじゃ無くてもヲタTシャツ1枚という普段とは全く身なりが違う異質な客層が,大挙してうろつかれると困るとかもありそうな。確かに芝居を見るのに法被姿というのは理解に苦しむのは判る。
もぎりを抜けてグッズ購入列を見ると,開演の19時までに買えそうに無いぐらい並んでいたため,今は見送りさっさ席に着くことにした。真ん中より少し後ろの下手寄りで,事前に思ってたよりも遠くは無かった。自席で貰ったチラシとか見ているうちに場内照明が落ち,矢島舞美がステージに現れて,ゲキハロ第6回公演「あたるも八卦!?」が始まる。
内容は,占いをキーワードに℃-uteメン演じる高校生と,その先生たちが繰り広げるドタバタドラマ。劇団員の女優が演じる1人の先生が主役という感じで,そっちの印象が濃い。℃-uteメンは特に突出した役回りってのは無く,ほぼ平均してたような。ただ,イチ推しの中島早貴は良い役を貰ったと思う。占い好きで,占いの館では他の演者には見えない幻影の占い師を見て,そこから話をオチに導くというキーパーソン的な役割。
贔屓目かも知れないがいくつか見所もあり,その1つはフランス語のセリフ。とはいっても,短い一文に単語の羅列なんだが,これを聞けたのは収穫。発音が日本語のまんまだったけど,まあその辺はしゃあない。学生の頃にフランス語を取ってて,外国人教員に発音を何度も直されたのを思い出した。結構難しいんですよねえ。
その他に印象に残ったのは,岡井千聖の三枚目的な役所ですね。前2回のゲキハロ公演では矢島舞美が主役で,今回も冒頭で登場したことから「また主役かな」と思ったが,そうでは無かった。それと,衣装チェンジが多かったですね。鈴木愛理が4回,他メンバーが3回替えてたような。これは女性作家ならではの演出なのかも知れませんな。
90分の芝居本編が終わって,℃-uteライブ&挨拶,そしてカーテンコールが15分ぐらいだったか。歌は7月1日リリースの新曲「暑中お見舞い申し上げます」に,「SHINES」の2曲。この歌唱時に振りコピ(着席鑑賞のため手振りだけ)したり,推しメンの名前コールをする客が居たけど,今回はかなり場違いな気がした。その気持ちは充分に理解出来るんですけどね。こっちはおとなしく手拍子のみだけで我慢。最後のメンバー挨拶は矢島舞美。おそらくここは日替わりだろうから,明日は誰になるかが楽しみ。
終演後,退場時にハプニングが発生。帰り際にグッズ売場を見て,今回はDVDとパンフレットを購入することに。支払の際に財布の中を見たら,地下鉄に乗る時に使ったクレカ一体型Suicaが見当たらない。とりあえず支払を済ませ,ロビーでポケットの中とか心当たりを探しても見付からず。胸ポケットの中に入れてて,座席で屈んだ時に落としたのかと思い,出口に居た係員にその旨を伝え,再入場出来ないため席まで確認をお願いしたが無かったとのこと。これには焦った。Suicaチャージ分は諦めても,何せクレカなんで万一悪用でもされたら大変。
会場の向かいが丁度交番だったので遺失物届けを出そうと行ったが,そこで最終確認として,手持ちのトートバッグの中身を全部ぶちまけて洗いざらい探したら,折り畳んで入れてた上着の間に挟まってた。おそらく,胸ポケットからトートの中に落ちて,会場出口で焦りながらゴソゴソと手探りしてた時に,奥の方に紛れ込んでしまったのだろう。会場係員には手間を掛けてしまったが,ともかく見付かって一安心。
このハプニングで宿に戻るのが30分ほど遅れた。近所のスーパーで遅い夕食の弁当などを買い込んで,後はもう寝るだけ。やはり体調が良くなかったり疲れが溜まっていると,不注意に繋がりかねませんな。明日は今まで以上に気を付けよ。出先で何かトラブルが起こると非常に難儀ですからねえ。

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