天気が悪いという予報も,通院の時間までには雨も止んで晴れ間が。これは助かった。準備をして家を出て,道中で昨日受け取った決算書を郵送し,診察のため総合病院へ。昨日,出歩いて体調はどうかと思ったが,さほど疲れもなく蕁麻疹と咳が少し出るぐらい。
相変わらず混んでるんで長時間の待ちは覚悟したが,診察前の再度の呼吸機能検査は,15分ほどの待ち時間で済んだ。やってみると,前回の結果よりも値が低く,技師さんが「どうなんだろうなあ」みたいな話をしたが,身体が完全に目覚めてる午後と,寝起き1時間半ぐらいの朝にやるのとでは違うんとちゃいますというのが素人の感想。
検査も終わり,結果を持って診察だが,予約を取っていても人数が多くて押してるみたい。ここで結構待たされて診察室へ。前回の診察以降の状況を,メモを片手に説明をして,検査結果を見ながら主治医の話を聞く。
咳については,現在使っているのは典型的な喘息患者向けの薬で,これがあまり効いていないということは,症状は喘息ではないという見立てが出来る。現時点での診断は「感染後咳嗽」の可能性が非常に高く,これは風邪をひいた後に咳だけしつこく残るというものらしい。
で,アトピーとかについては,今回のアレルギーの詳細な検査で,それを示す総合的な数値は低位で可能性は少ない。ただ,「ダニ」と「蛾」に反応しているという結果が出てるらしい。ダニ=埃なので,そっちは理解出来るが,「蛾」って…日常触れるわけでも無いしここ最近は全く見てすらいないのに。これには思わず笑ってしまった。
咳については,様々な可能性を潰して本物の喘息では無いと判ったのは良かったものの,やはり気になるのは蕁麻疹。こっちについては,食物などのアレルギーが原因では無いが,今の喘息の薬は結構きつめなんで,これの副作用かも知れない。よって,2週間ほど薬を完全に断って経過観察をということに。しかしながら,ダニ=埃に反応の可能性は否めないんで,家庭の事情が許せば,布団や衣類の交換,洗濯の方法などを変えたり掃除をさらに念入りにする等,身の回りに心掛け,注意を払って過ごして経過を見てくださいと。もし万一,ひどい蕁麻疹が出たら皮膚科受診をするようにとも指導を受ける。
また,ストレスやメンタル面が原因となった咳や蕁麻疹の可能性については,ともかく可能性を1つずつ潰さないと,特にメンタル面については診断が難しいので,結論はしばらく待ちましょうと。でもまあ,こういう感じで咳が長続きして蕁麻疹が出ていることは,体力が低下していることは間違いないんで,出来ることならストレスが掛からない,体力を消耗しないよう,仕事量を調整したり生活リズムを整えられる方向で,職場や家族の協力もお願いしてみてはってな意見も出された。
まあ,喘息じゃないというのが判ったのは安心した。これまでは「疑い」段階で不安も,ハッキリして気分的にも楽。感染後咳嗽は時間が経てば治るらしいし,呼吸機能も徐々に改善が見込めそう。そこで問題は蕁麻疹。埃が怪しいと睨んで,帰宅後に家族と相談。夜中や寝起き・午前中に咳が出たり蕁麻疹がひどいのは,布団が原因じゃあないかということで,この際,少し壊れかけのスティック型掃除機を布団ブラシの付いたものに,10年近く経った布団も,新しく抗菌・防ダニのものに買い替えることに。
掃除機は部品をテープで補強して今なお充分に使えるし,布団も確かに綿が表に出て来たりもしているが通常では大きな問題は無い。でもまあ,ちょっとした出費となるけど,健康の為には致し方なし。さっそく,近所の量販店で掃除機を購入し,布団はネット通販でポチる。さて,どうなることやら。
就寝前に,初めて布団や毛布を掃除機で吸ってみてビックリした。サイクロン式でゴミの量が見えるが,フィルター部分に細かな埃が固まってダンゴになってるじゃないですか。こんな環境の中に潜り込んで寝てたら,そら咳き込んでもしゃあないですわ。これには本当に驚かされた。