午前の新幹線で新横浜へ。今回の旅は,横浜アリーナでの「ベリキュー合同コンサート "Berryz仮面vsキューティーレンジャー"」観覧と,東京・品川での出張お仕事の2本立て。その新幹線乗車までにアクシデント発生。大阪駅で乗り換えた東海道線が,線路に人が侵入の影響でちょうど乗り合わせた電車から動かず。
最悪のことも考え,急遽,地下鉄で新大阪まで移動するも,後から知った結果では,そのままでも間に合ったみたい。てなことで,新幹線に乗るまでに疲れたが,前回の正月の時とは違い車内も空いてて,隣席は新横浜まで空席というので楽な気分で2時間半を過ごす。
新横浜駅を降りて,すぐ眼に入ったのは非公式写真の露店。新幹線の駅前で出てるのも驚きだが,それプラス,コンビニの前などには午前の公演を見終わったファンが,ヲタTや法被・特攻服,グッズタオル等を身に付けたまま座ってるとか,これまたすごい光景があちこちに。まあ,今日はお祭りみたいなもんですわな。
軽く昼食を摂って宿にチェックイン。午後の公演までの1時間足らずの間,しばらく休息を取り,ヲタTに着替えチケット片手に目指すは横浜アリーナ。碁盤目に新しく整備された街にある大規模施設なんで,道中で迷うことは全く無し。
今回はBerryz工房と℃-uteの合同コンであるも,どっちがどうとか勝ち負けを競うなどの意識は持ち合わせて居らず,シャツも中間的な意味合いでBuono!にしておいた。一番の贔屓メンは中島早貴なんだけどもね。
開演10分前に現地着も会場周辺は人だかり。少し並んでもぎりを抜け場内へ入り,早速グッズ売場を冷やかす。例の鬼のようなグッズの山で,DVDはともかく写真の類までどうしようかと一瞬悩むも,ピンナップポスターだけ購入することに。開けて見たら有原栞菜で,これは当たり。
座席はアリーナCブロック1ケタ台。ステージはちょうどΦ型に組まれていて,両端に2つのメインステージ,真ん中と外周にも通路のようにステージがある。これ,名古屋や大阪公演ではステージパフォーマンスが大きく変わりそうですなあ。今後の楽しみの1つにもなるか。
予定の15時を少し過ぎての開演。まずはベリキュー競作でリリースされている「ダーリン I LOVE YOU」からスタート。その後は,各々の持ち歌を両ユニットが一緒になって唄ったりと合コンならではの展開。「都会っ子純情」や「スッペシャル ジェネレ~ション」は,やっぱり盛り上がりますねえ。こっちもテンション上がるわ。もちろん新曲の「ジンギスカン」や「涙の色」もあり,どちらかと言えば新しめな歌が多い構成に。終盤にはBuono!もちゃんとありましたね。
途中,メンバーをシャッフルしての曲も挟む。「VERY BEAUTY」はベリキューから1人ずつ,菅谷梨沙子・鈴木愛理がそれぞれ1番と2番を唄い,歌唱力対決ってな雰囲気。菅谷梨沙子が調子悪そうだったのは,持ち歌なだけにちと残念。「サヨナラ 激しき恋」では,贔屓の中島早貴がセーラ服の衣裳になってたけど,見てて何だか「昭和」っぽいなあという感想を持つ。
その中島早貴の見どころは何と言っても,後半にあった清水佐紀とのダンス対決。矢島舞美のソロ曲「夏 DOKI リップスティック」のバックダンサーで出演も,実質はダンサー2人がメインに見える。もちろんWさき推しなんで勝ち負けは抜きに観覧。この2人は「テンションあげ子」登場の時にもコントっぽいMCとかもありましたね。
「テンションあげ子」こと梅田えりか,「そちらはどちら」「使ったタオル」と毎度おなじみのネタに続いて,「That's the POWER」(ライブバージョン「使ったタオルMIX」)に,あげ子名義ソロ曲「ドドンガドン音頭」。これは「テンションあげ子」がセンターステージで1人舞台,外周ステージで両ユニットとハロプロエッグが法被姿で場内を踊り廻るという,絵に描いたような盆踊り状態。客席のちょうど目の前・数メートルの外周ステージ上でメンバーがパフォーマンスを繰り広げ,周囲はそりゃもう輪を掛けてのお祭りに。
後の数曲はいわゆるラストスパート系。ベリキューそれぞれの持ち歌を合同で唄うってのはやはり新鮮ですな。「JUMP」に「友情 純情 oh 青春」の連続はおっさん殺しで,終盤にこれはかなりキツい。
アンコールのインターバル開けでは,スクリーンに現れたCGの悪役が,いきなり世界征服宣言を。それに対する正義の味方「Berryz仮面・キューティーレンジャー」という設定で,戦隊ものっぽい衣裳に着替えたメンバーが登場。まあ,ちょっとした寸劇だが,リーダーのレッド・須藤茉麻はハマり役。セリフもどこぞの戦隊ヒーローショーじゃないですか。おっさんヲタを煽りますなあ。けど,ちょいと時間が長いような気もする。
寸劇で悪役を倒した必殺技は「新曲を唄う」っていうもの,それが「我ら!Berryz仮面&キューティーレンジャー」。元々はBerryz工房の歌も,2番の歌詞を℃-uteに改変した完全に「企画モノ」なんですが。で,この歌で悪役が「ひでぶ」と,どこかで聞いたような声をあげつつ倒れて寸劇終了。ラストは「桜チラリ」。関東の桜の時期には少し遅いけれども,まあそれはそれで。ここでも外周を練り歩いて客席の声援に応えるメンバー。それぞれの推しメンが来る度に手を振ったりだけではなく,ボードなどの自作応援アイテムでアピールをする人も結構な数。レスを貰えた人は良かったですね。
終演後,追い出しのBGMは「がんばっちゃえ」。これは本当に初期の頃に初めて唄ったものなんで,メンバーや古参ヲタは感慨深いでしょうな。6年間の実績を積んで今があるわけですから。
約100分のステージが終了。夜公演までの1時間半ほどの間は,宿に戻って休息。さすがに現地で馴れ合いとか新横浜のまちあるきをするだけの体力は無し。夜に向けて,とりあえずドリンクで栄養補給。
夜公演の席は,ちょうど対角線上に位置するAブロックの前方。何ぶん広い会場とあって,角度的・距離的にさっきはよく見られなかった様子もちゃんと確認出来る。ステージ内容は全く同じも,別角度から見たら別の公演っぽくもなるんで,わざわざ遠征した甲斐もありか。開演時間の18時半から15分ほど遅れ,こちらも約100分で終了。帰りに勢いで「ヒーローカード」を買うてしまった。1パックだけだが出て来たのは熊井友理奈,有原栞菜,鈴木愛理の,2推し3推しメンなため,これもまあ当たりか。
この公演で,名物ベリヲタの「デレシンおじさん」を見かけた。「21時までのシンデレラ」の嗣永桃子の衣裳,ピンクと水色の服を着てイベント参加をしている有名な人。目の前で見たのは初めてだがインパクトありますわ。公演中も振りコピをしててステージ上のメンバーよりも気になったり。そんなこんなで昼夜2回の観覧終了。精神的には充足するも身体は大丈夫かな。
以前より期待してた合同コンサート,ソロ曲やキャラ等からどちらかと言えば℃-uteを推したような感じでもあるし,セットリスト的には各自それぞれ意見もあるようだが,お祭り的なものとしては充分に楽しめた。「愛のスキスキ指数 上昇中」や「わっきゃない(Z)」なんかも欲しいところも,それはそれで。
客席はメインステージの箇所以外は周囲を囲むようになってて,自席からも対面の様子が良く見えた。暗闇に光る多くのサイリウムは綺麗ですわ。メンバーはこういうのをいつも見てるんでしょうな。応援アイテムも多数。メッセージをスケブに書いたり名前ボードは基本で,提灯や電飾もお馴染み。着ぐるみはそろそろ暑くなる季節ですね。ゲーフラみたいなのもあったような。海外からの観客もあり,ハングルで書かれたボードも見かけた。連休中の大阪公演にも,いろんなアイテムを持って各地から集まるんでしょうねえ。客席を見るのも好きなんでこれもまた楽しみの1つ。
さすがに昼夜2回見ると疲れもかなり。終演後は宿に直帰する。テレビを見ながら買い込んだ弁当で遅めの食事を摂り,就寝。けども,変に疲れがあってテンションも上がってるんでなかなか寝付けず。