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「あたるも八卦!?」その4~在宅の楽日

大阪は暑い。昨日,新大阪駅に降りた時から空気が違うのは感じてたが,今日はさらに蒸し暑くなってる感じ。旅疲れもあって身体もダルいことから,午後から試運転がてら今年初めて冷房を入れた。
フィルターは既に掃除をして,いつでも運転出来るようにはしてたけど,今日からとは思ってはなかった。自称節約家としては7月以降かなあとの想定も,体調とこの蒸し暑さを天秤に掛けると,多少電気代が掛かっても体力消耗を抑えるためには仕方が無いと判断。
後は如何に電気を無駄に使わないよう,上手く扇風機や冷風扇を併用して涼しく過ごすかですな。今年の夏も知恵を絞って色々と試してみよ。
続き
遠征の反動だけで無く,この暑さ疲れもあって午後には眠くなって来たんで,昼寝をすることに。冷蔵庫で冷やした濡れタオルが気持ち良い。2時間ほど横になってたが,夕方に昨日のチェックアウト時に宿から送った荷物が届いたので起こされた。
3日連続で観覧した℃-ute芝居,今日が楽日とあって,昼前からネット掲示板の現地情報を見てたけど,やはりサプライズやダブル・トリプルカーテンコールなんてのもやったようで。特に今日は,メンバーの岡井千聖の誕生日で,それを出演者と観客が祝う企画もあったとか。こういうのは本人も嬉しいだろうし,見ている側も何か特別な雰囲気で記憶に大きく残りそう。在宅で文字情報だけしか見られないのは,ちょっと残念な気分もあるけど,まあそれは仕方無し。
それと最終日のみの特製グッズも販売されてたとか。チラっと画像サイトを見たら中島早貴のシャボン玉写真じゃないですか。これは結構な見所の1つ。当方,写真を集め出すとキリが無いことから,記念品の意味合いで1-2枚購入する程度にして必要以上にコレクションはしていないが,これは今日もし観覧してたら絶対に買うてたでしょうね。
今回の芝居を振り返ってみると,前回の「携帯小説家」と同様,メッセージ性を大きく含んでたような気がする。物事には功罪両面があり,前回はネット批判,今回は占い批判。前回は残念ながら観覧予定をキャンセルしたんで,DVD映像からの判断でしか無いが,後半がその批判を執拗にしていたところがあったけど,今回は占いの是非までは踏み込まず,「占いに振り回されたらダメ」レベル。正直,「アイドル演劇」で社会批判をするってのも,見ている側からしたら「そこまでせんでも」っていう気持ちはあるんで,今回ぐらいが丁度良いんじゃないかと。
各メンバーの役どころは,個々人のキャラクターに合わせたような感じで意外性というのは無かったけど,自分の推しメンそのままのイメージを役に投影して楽しめたのではないかと。特に梅田えりかは素でやってるっぽくて、とてもナチュラルで全く違和感が無し。ただ,後になって強烈な記憶が残りづらいってのはあるかも。
なので,本格的な演劇を求めてる人には不満が残るかも知れないが,春ツアーが終わったのが5月中旬,それから1ヶ月でここまで作り上げるためには,多少は割り引いて考えないといけないかも。時間的制約のため,主役は劇団員の女優となり,キャラクターも実際と似たように作らざるを得ないと。まあ,この辺の考え方は色々とあるかと思うけど。贅沢を言えば,稽古時間を取って,各メンバーが普段見せるキャラとは大きく違うような役を演ずる,そういう芝居も見てみたい希望はあるのは確かですが。
で,自分の推しメンはどうだったかと言えば,中島早貴は今回も霊感や不思議な能力を持った役。前々回の「寝る子は℃-ute」では幽霊を見て,前回の「携帯小説家」ではオカルト好きで魔女になったりしてたけど,今回はその力を大きく発揮して,話をオチに持って行く役回り。占いに振り回され人生の重要な選択を,いともあっさり簡単に決めようとする学校の先生に,「先生は,私とその占い師,どっちを信じますか?」という中島早貴のセリフは,この話の中で最も重要で意味のあるものだったかと。結局,人の発する言葉ってものは,「何を言ったか」では無く「誰が言ったか」,すなわちその人を信じられるか否かだってことで。
これって,アイドル応援と似たようなところもあるんですよね。自分が「信じてる(信頼してる・期待してると言う方が良いかも)」メンバーだから贔屓する・応援したい。その信じるに至った経緯は「ルックスが好み」とか「雰囲気が魅力的」とか「ダンスが上手い」とか,ファンの人それぞれで違うだろうし,それに対して異論反論があるのも判る。
時々,アイドルや野球の応援が「宗教みたい」と例えられることもあるが,その人やチームを,まさに「信じる・信じない」という行動から発する現象だからじゃあないかと。信じる人から見たら応援して当然,逆の立場からだと「何をやってるんや」と思ってしまう。ただ,その人にとっては「信じる」に値するだけのモノを感じてるのは確か。だから,その姿をイベントなどで見たり聞いたり,グッズを買ったりすることで,「幸せな気分」を味わえて生活が豊かになると。これは占いで話を聞いたり幸運グッズを買うのと構図は一緒のような。
ただ,応援の対象は「soleil」であり,それを通じて自身が「bonheur」になったとしても,無軌道にのめり込むのではなく,さらなる向上・成長を願っての批判をする「courage」は持っておきたいですな。

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