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今年もまた尼崎調査

早朝に目覚めてお出掛けの準備を。今日は毎年恒例の,尼崎市が行っている野宿生活者実態調査に参加。阪神電車に乗って尼崎市内の調査本部まで出勤。
参加者には何回も参加している顔見知りも多く,手慣れた本部での事務作業ということで,ちょいとばかし行政の担当者や現場を仕切る大学教員と話をしてから,後は1人でお留守番。とは言っても何もしない訳では無く,会計管理とか出入りする参加者の応対とか,そんなのでバタバタと1日が過ぎる。
続き
それにしても天気も良く温かくて絶好の調査日和。去年は外に出たが,今年も本部近くの班で出た方が気分的には良かったかも知れない。建物の地下で1人でゴソゴソ作業をというのは結構キツいところもあるんで。
今回は比較的順調に調査が進んでいるようで,例年に比べると2-3時間早くに終了。調査員にとっては,かなり助かったようですな。特に突発的な出来事に振り回されることも無くて,無事に終えることが出来て何よりです。
最後まで残ったメンバーのうち,車移動組は大学かどこかに車を置いてどこぞに飲みに行くとかいう話になったが,こっちは夕食の買い出しもあるんで,本部前でおいとまを。再び阪神電車に乗って戻り,その道中で食材を買い出し。今日はパスタを食べたい気分だったんで,適当に見繕って帰宅。
それにしても,この野宿生活者調査。一番最初にこのメンバーで始めたのが,確か1998年の大阪市だったんで,もう12年になるか。ノウハウもかなり蓄積されてるんで,情報商材じゃあ無いけれど,パッケージで売り込みを掛けることも出来そうにも思ったり。けど,その当時と比べて社会福祉政策も大きく変わって来てるのと,都市によって事情も大きく違うだろうから,単純に当てはめることは出来ないのは確かやな。
でもまあ,こういう社会調査に参加すると,色々と知識も増えるんで良い勉強にはなる。自分は文学研究科を出てるんだけど,畑違いの社会福祉の基礎みたいなことは,これら調査を通じてだいぶ身に付きましたし。

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