今日も早朝に目覚める。睡眠不足には変わりは無いが,タイミングの問題で時間は少なくとも頭の中は結構スッキリしてるんで,まあ,それでもええかなあと。ただ,昨日と違って少し天気が悪く曇っているのが,気分的にはちょいとマイナス。
起き出して気付いたが,首が痛くて半分ぐらいしか廻らない。こりゃ寝違えたか。睡眠は短くとも,布団に潜ってる時間は一応はそこそこあるんで,知らない間にやってしまったか。今日は1日,湿布を貼って何とか回復に持ち込むしか無いですな。長引くと嫌だし。
午前中はいつもの医者へ。先月に続いて血液検査をして様子を見ることに。尿酸値や肝数値が微妙に高いので,こないだからの変化を見るってなこと。薬も気を付けて忘れないようにしているが,さてどうなってることやら。
帰宅後の事務作業では,昨日の出金分を記帳し,入金記帳に必要な伝票や書類も順に揃えて入力をしやすくしておく。他にメールチェックとか諸々もやってと。棚の奥から出した書類はホコリが被ってたこともあり,先に作業をして掃除はそれを終えてからにして良かった。
合間合間にチラっと芸能情報を見ると,昨日,つんく♂が出てたバラエティ番組に,「ミキホc・みっきー」こと丹羽未来帆も出演してたんや。全然知らんかった。
今日は作業量は少な目にして夕方前から外出。先日,満席で見られなかった「新歌舞伎座・五木ひろし公演」の観覧。チケットも指定席に替えてあるんで,開演時間の少し前に到着するように出発。しかし,何でこう,こっちが外出しようとしたら雨が降ることが多いんやろ。去年から本当にもう。
16時開演の10分ほど前に場内に入る。2階席正面の最後列だけども,長方形でいう長辺に当たるところなのでステージまでの距離が意外と近く,花道は影になって見えないけれども,ステージは全体を見渡せて結構見やすかった。これは以前にここで見たハロプロ「モーニング娘。10年記念隊」公演の時と同じ感覚。
ただ,入場のもぎりを抜けたところに,和食レストランや観光地にあるような土産物屋,和装小物を売ってる店があったのはカルチャーショック。前の時は確か全て閉まっていたような記憶がある。これが新歌舞伎座のいつもの姿なんかな。
暗転して,いよいよステージが始まる。まず,ダンスチームが出て来て,10分間ほどはダンスタイム。ステージ後ろのスクリーンに,昭和50年頃の「五木ひろし・ラスベガス公演」の映像などが流れてから,本人が登場。
洋楽ポップスや時代劇モノの歌が中心。「テネシーワルツ」や「ルイジアナ・ママ」,「ダイアナ」とかは知ってる。時代モノだと「細雪」に「長良川艶歌」とか。約20曲を17時10分頃までの70分で唄い,まず第1部は終了。バックダンサーが演ずる日舞とかは,これまで見る機会が無く初めてだったんで,これはこれで楽しめた。
中入りが35分ほどあって,その間に弁当を食べたり,トイレに行ったり,土産物を買ったりする客で場内混雑。こちらも適当に売店とかを冷やかして席に戻ったが,途中ですごい光景を見てしまった。客層は高齢の婦人が多いんだが,トイレの列が長くなってて,第2部開始直前のブザーが鳴った時に,ある1人が男子トイレに駆け込んで行った。都市伝説レベルでしかそういう話は知らないのに,こういうところで見てしまうとは。
17時45分頃から第2部開始。デビューの昭和39年から現在までの曲を大いに唄う。オリジナル曲以外にも,この45年間のヒット曲も順に歌唱。「ああ上野駅(井沢八郎)」から新曲の「凍て鶴」まで50曲以上あり,「フォークソング」と呼ばれる「神田川(かぐや姫)」みたいなのや,「冬の稲妻(アリス)」など「ニューミュージック」,「LOVE LOVE LOVE(DREAMS COME TRUE)」とか「J-POP」というジャンルまで幅広く。
この後半の大メドレー,自分の持ち歌以外が多く,聞いてるうちにまるで物真似番組であるような「もしも○○が五木ひろしだったら」みたいな感じもしてきた。
ゲストは杉田二郎。トーク時間も少しあって,「戦争を知らない子供たち」と「ANAK」の2曲を唄う。
そして,締めの五木ひろしメドレー。最後は「よこはま・たそがれ」で終了。歌い終わると,ステージにバックダンサーら30名近くが登場して挨拶。ここは客席から五木ひろしへのプレゼントタイムでもある。五木ひろしヲタの婦人からのプレゼント攻撃はすごかった。花束とかデパートやブランド店の紙袋に入ったプレゼントを手渡したり,ハンカチを差し出すと顔の汗をぬぐって返したりとか。ファンにとっては「五木ひろしの汗」は宝物になるんだろうか。
そんなこんなで19時半頃に第2部が終了。感想としては,これだけの歌を一気に唄える歌手って,そんじょそこらには居てませんわな。さすがは五木ひろしってなことになるか。
それ以上に気になったのは客の方。おそらく平均年齢は60歳近くなるかと思うけど,トイレのためだだろうが途中で抜ける人が多いこと。歳のせいで近くなっているのは理解出来るが,もうちょい何とかならんのかなあとも。同じ人が何度も行ったり,挙げ句には,足が悪く杖を持った人が暗闇を動こうとして2度も3度もこけたりと。通路側に居るこっちが冷や冷やもの。
まあ,公演中に場内で販売してるおかきをバリバリ食うたり,ビール飲んでウダウダ言う客が居なかったのは助かった。結論としては,いつもとは違う客層を見るのも面白いもんですな。