昨夜,眠ったのが遅く,一旦は6時半頃に目覚めたんだが二度寝してしまい,次に起きたのは9時頃。あちゃー,折角の旅先なのに勿体無いことをしてしまった。1時間は寝過ごした。
慌てても仕方無いので昨日購入した菓子パンで朝食を摂り,身の回りの整理をしたりネットで観光情報を見たりする。色々と見てたら時間が経つのはあっという間。予定よりも遅くなったが,11時頃にボチボチと宿を出て行動開始。
窓から見て天気が悪そうで寒いかなと思ったが,その通りで小雨がパラつき肌寒い。折り畳み傘を持参して正解でした。傘を差しながら池袋駅へ急ぐ。
まずは地下鉄丸ノ内線に乗車。車内で地下鉄博物館の広告を見たが,安くて楽しめそうな感じがした。これは明日の観光の候補としたい。11時半過ぎに本郷三丁目駅で下車し,向かうは東大総合研究博物館。火星に関する展示をやってたのが気になり,足を運んだという訳。
展示室はそんなに広くは無かったが,結構お客さんは来てましたね。大学附属の博物館とあって,展示物や説明書きは至って専門的で少々難しげ。一般の博物館とはちょいと毛色が異なりますな。火星探査の手法は,大気観測や実際に着陸などいくつかあるが,どうするべきかというアンケートも募ってた。チラシや目録があれば欲しかったが,どうも無いようでちょっと残念。
観覧後,都バスで移動する事に。地下鉄で動いても良いが気分を変えて。バスが目の前に来てたのもあるんで。12時半過ぎに上野広小路で下車し,特に買う物は無いが,アメ横を上野駅方面へ向かって歩く。平日の昼間だが結構な混雑でしたねえ。それと店員の話を聞いて気付いたが,何でも「いくつかまとめて1000円」というふうな値段設定にしてるみたい。釣りが出ないのがええんだろうか。手間暇が面倒なんで,合わせ技で1000円でどうよってなふうに。
道中,店内まで「魚の臭いがする」と言われている「ハローショップ上野店」に行こうと思ったが,入居しているビルが定休日で中に入れずに終わる。まあ,大体どんな雰囲気かは判ったけど。大阪で例えると黒門市場の中にハロショがあると思えばええだろうと。
足を上野公園へと向けて,今度は露店の骨董品屋をチラっと見物。公園の中は以前に何度か通った事があるんで,今回は奥まで行かずに入口付近のみを歩く。ここには下町風俗資料館もあるが,時間も無いのでパスした。不忍池の側を歩いたのは初めてなんだが,何かイメージしたのと違った。蓮だらけで。
公園散策は手短に済ませ,京成電車上野駅へ。ここから電車に乗って日暮里駅まで移動。車両は乗り入れ先の京急線で何度か乗った事があるが,本家の京成線に乗るのは初めてになる。一部の時間帯だけを取り上げて論ずるのは正しく無いと思うが,13時過ぎの京成上野駅はガラガラで寂れた感じがした。大阪でいうとJR難波駅みたいな感じ。
トンネルを出るまでの間に,廃止された博物館動物園駅跡をチラっと見たが,完全に廃墟となってますな。恐らく資材置き場とか緊急時の避難所として使ってるんだろうが,マニアは喜びそうですな。
日暮里駅を下車して,まずは東口から「歩いて5分の一等地」にある,北海道日本ハムファイターズ・森本稀哲選手の実家「焼肉絵理花」の前を通過。ファンも集まる店で名前は知ってたが,昼間は喫茶店をやってるみたいで。
中には入らず引き返し,今度は西口から坂を下りて谷中方面,谷中銀座商店街を抜けて地下鉄千代田線千駄木駅へ。いくつか観光地っぽいような店もありましたねえ。路地の奥の方まで歩きたかったが,時間の問題で軽めに済ませた。
地下鉄を乗り継ぎ池袋駅へ,宿に戻ったのは15時前。途中で買うた寿司折り詰めが遅めの昼食となる。食後はちょいと歩き疲れたので,新聞や観光情報を見終わった17時前から30分ほど昼寝をして休養。今回は,寝過ごす失敗も無くちゃんと起きられた。ここでミスったら難儀な所でした。
さて,今夜も新宿で℃-uteミュージカルを見て来ます。昨日と同じ電車で新宿駅へ移動し会場へと向かうが,現地に着くと入場列が少し長めに出来ていたので,離れた所で待機して18時50分頃に入場。今日はグッズは買いません。また,当日券も昨日は残っていたようだが,本公演は完売とのアナウンス。まあ,会場が300人規模と小さい事もあるだろうが,平日だけども満席で賑わってるのは佳し。
昨日は3列目からの観覧だったが,今日はステージ下手側の最前列。椅子に座っての感覚では,舞台まで1mぐらいか?たぶん1.5m以内には誰か演者が来るであろうというような位置関係。これは思ったよりも近いわ。
19時開演で本編は20時35分頃に終わり,そこからカーテンコールが10分ぐらいあって終了。内容は昨日と同様だが,一部,日替わりで細かく変えて来ている所もあるようですな。例えば,冒頭の「拾ったお金」のやりとりをする役者さんが,今日はネイティブ関西弁の人だったり,中島早貴のネコポーズが無かったり,ハンドスプリングは岡井千聖だったりとか。細かく探せばもっとあるかも知れないが,気付いたのはこれぐらいかな。
さて,最前列から見た感想は…ここは素敵過ぎる。何せ至近距離で演じている為,出演者と目が合う(と思われる)事が多いのなんの。それに,丁度,左右の位置が中島早貴がステージ上で良く来るエリアに相当し,もうイチ推しメンを見たい放題で歌や演技,そして細かな表情までもバッチリと。途中でヘッドセットのマイクに髪が絡まり,それを萩原舞が何度も直している姿なども見られたし,コンサートなどで数回分のチケット代を一気に投入して,オークションで最前列を落札する人の気持ちも理解出来ますわ,これは。定価以上のモノは充分にありました。
カーテンコールでは,昨日から気になってたハロプロエッグの佐藤綾乃が,目の前ゼロずれの位置で迫力あるダンスをしてて,こっちから特にアピールをしなくても,ずっと目線が合う「お見合い状態」ってのがしばらく続いた。はい,完全にやられてしまい,帰りに生写真お買い上げとなりました(笑)。エッグ内での推し順が3位に急上昇ですわ。
特に重いテーマやメッセージも無い今回のミュージカル。アイドルが唄い踊るが,コンサートでは無いという不思議な舞台ってのも,これはこれで楽しいですな。念入りに練られた筋書で演技力勝負をする舞台も面白いが,逆にこういうのも充分アリ。この感想は変わらずでした。
帰りも昨日と同じ行動を取り,宿で夕食を摂ってようやく落ち着く。夜は夜でradikoを使ってハロプロメンバーが出演するラジオを聞いた。関西では地域設定のせいかリアルタイムでは聞けないんですよね。丁度,火曜・水曜の深夜に番組があるんで日程のタイミングも良かった。
さあ,明日はいよいよ最終日。16時の飛行機までの時間はどこで何をしようか。そんな事を考えながら眠りに就きますわ。