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朝早くに起きて,さしあたっての作業をまとめてから大学へ。今日は教員立ち会いで報告書の作成作業を。時間にせっぱ詰まってる状況なので結構焦ったが,なんとか間に合う。合間の時間には院生や学部生,そして遊びに来てたOBたちとあれこれと話を。
帰宅してみると,某学術雑誌が届いてた。チラっと見ると「ギャンブル空間」を扱った論文が掲載されている。しかも競艇ネタじゃないですか。幼稚園に行く前から祖父に尼崎競艇に連れられ,その後は親父と一緒に競艇通い(尼崎・住之江)をしている我が身には,学術的に取りあげられるというのは嬉しいものですな。北陸の艇王や丹波のモンスターも,たぶん読んでるのではないかと思う。
競艇を贔屓するのは,動物が走る訳でもなく,人的要素に左右もされず,身体能力を補う技術力や水面状況を読む力という自身の能力以外の不確定要素を極力排除した,体力だけではない人間の能力で勝負ができる競技ですからねえ。勝率の高いボートやモーターはくじ引きで当たり,それを活かすも殺すも全ては自分の技術。強いベテランおっさん選手を,ポっと出の新人女子選手が負かすこともあるという面白さもあるし。
まだ詳しくは読んでないが,尼崎競艇の場合は「ギャンブル空間」と周囲の住環境とは完全に分離されましたからなあ。昔は色んな出店があったりしたけど,今は無味乾燥。それが地元が求めた施策なら仕方がないけど。中央競馬はよく判らないが,その他の公営ギャンブルは斜陽産業なれど,自治体への収益や地元の雇用確保などで密接に関わってますからなあ。
ちょっと作業が落ち着いたら,じっくりと読み込んで見たいものです。