第28回経法祭
メインコンサート


1999年11月03日 大阪経済法科大学体育館
1.ジェット
(MC)
2.POWER OF LOVE
(MC)
3.キスでおこして
4.私生活
(MC)
5.I'm feeling blue
6.ナキ・ムシ
(MC)
7.花火
(MC)
8.ミックスジュース
9.赤い靴
(アンコール)
(MC)
10.カブトムシ
(MC)
11.イジワルな天使よ 世界を笑え!
aiko学園祭ツアーも,東海女子,龍谷に次いで,ここが3ヶ所目。ここのチケットは無料で整理券を事前配布ということだったが,私はインターネットで実行委員会が募っていた,「チケットプレゼント」に応募し,どうにか当選した。「2階席L」とあったので,おそらく体育館の左側スタンド。別に最前列でなくとも,会場内に入って見ることができればいい。ある雑誌には,実際には行われないのに,「当日整理券配布あり」と書かれていたようで,それを見てやって来た人が何人も居た。こちらとしては,チケットを押さえられただけでも御の字。
同封された案内には「2時集合・時間厳守」とあったが,こちらの都合で,その時間には行けない。電話で尋ねてみると,開始時間に間に合えばいいらしい。自宅からの所要時間を1時間半と見て出発。しかし,予想外に早く,1時間で現地到着する。大学構内に入ってみると,既に入場待ちと思われる長蛇の列が…。係員に聞いてみるが,聞く人により扱いが全く異なり,坂道を右往左往した。私も学部生の時に,タレント企画の手伝いをしたことがあるが,連絡の徹底が一番難しい。ひとまず大教室で待機した後,午後4時半過ぎに会場へ移動。
会場に着くと,アリーナに案内された。どうやらアリーナが「2階」らしい。それに,Lブロックのはずなのに,なぜか「Oブロック」に座るように指示があった。よくわからんが…何故か,先に入場した人より前の方に座ることになった。位置的には,ステージから見て左側,アリーナ中段の最後部で,割合よく見えるところ。それにしても,寒い。土足厳禁なので靴下1枚。おまけに,風が通っている。客層は,学内配布もあったせいか,男子比率が高いように見えた。そして,学園祭ということもあって,親子連れも,ちらほらと。
開始直前に主催者側から,先日の龍谷大学瀬田学舎で起こった,「飛び跳ねすぎて体育館の床が抜けた」ことに触れ,今回は「押さない」,「飛ばない」,そして,「パイプ椅子の上に乗らない」ようにと,厳重な注意があった。時間は5時,aikoのライブが始まります。まず,1曲目は「ジェット」から。いつもなら,既に“タテ乗り”状態であろうが,今日は皆おとなしく立って拍手をしている。後ろのスピーカーから,少し遅れた音が聞こえてくるのが,少々気になる。唄い終わるとMC。この規模の大きいホールでのライブは初めてらしい。会場からは「おめでとう」との声も…。aikoの衣裳は,黄色いTシャツにジーンズ,腰には赤と黒のチェックシャツを巻いている。このチェックシャツは,aikoが身に着けているのをよく見るので,お気に入りなんでしょう。髪は後ろで束ねていました。
2曲目は「POWER OF LOVE」,終わるとMC。ここで,例の「龍谷床抜け」の話しが。あの床抜けの為に,今回,急遽パイプ椅子が置かれたらしい。実行委員も大変です。そして,「キスでおこして」,「私生活」と続く。
次のMCでは,インディーズ時代にリュックにCDをかついで,ショップに置きに行った話しがあった。そして,客席からの「aiko見えへん」という声に応えて,高い所へ,高い所へと上っていく。この2つは,もはや,aikoMCの古典ネタ(お約束?)となっているような感があります。
「続いての曲は,“あした”…」とaikoが言うと,客席から「わっ」という声が…。すかさず,「…のカップリングを唄います」と切り返すaiko。うまいねぇ。で,そのカップリング曲「I'm feeling blue」,「ナキ・ムシ」を唄って,またまたMC。
どうやら,今日,新大阪からバンドメンバーと一緒に乗ったタクシーの運転手が,あまり良くなかったらしい。aikoのボヤきが続く…。この頃になると,病み上がりの私の身体は冷え切ってしまい,膝や腰が痛くなってきた。立つのをあきらめて大事をとって座ることにした。使い捨てカイロまで出したりして。
次は「花火」,この曲はさすがに来ている人の多くが知っているようだ。会話から判断して,熱心なaikoファンではなさそうな感じの隣に居た姉ちゃんや,前にいた兄ちゃんたちも反応していた。歌唱後,MC。今日は細かくMCが入っている。
aikoの「あと2曲になりました」という発言から,その前の兄ちゃんたちが早々に退席した。私は「ホンマは2曲とちゃうんでっせ」と思いつつ,彼らを見送った。そのおかげで,私は座りながらaikoの姿を見ることができるようになりました。みんな飛び跳ねずに,その場で拍手をしているだけなので,人と人との隙間からaikoがよく見える。
そのラスト?2曲は「ミックスジュース」と「赤い靴」。もちろん,普段通りにメンバー紹介と,お約束の“バイバ〜イ”がありました。ダメ出しは無かったけれども。aikoは「ありがとうございました」の挨拶と共に舞台袖へ。会場からは,当然ながらアンコールの声が。まだ「カブトムシ」を唄っていませんからね。
しばらくして,aikoが再登場。会場からは「あした唄って!」とリクエストが飛ぶが,aikoは「このメンバーで練習してへん」と答える。また「カブトムシ唄って!」との声には,「せやから私に,それを説明させて」と言うaiko。「カブトムシ」はええ歌ですな。私なら,ちょっと酒が入った状態で聞くと泣きそうになります。しっかり,じっくり聞かせてもらいました。
唄い終わると,MCで「またミュージックステーションに出ます」と発表。客席も大喜び。最後は,やはり「イジワルな天使よ 世界を笑え!」でした。これの“お約束”,♪Hello,Peace Yeah!♪のところでは,ダメ出し→レクチャー→練習という,いつも通りの風景が見られました。全予定が終了したのは,6時15分ぐらいでした。
ライブが終わってからが,また一苦労。順次退場と言うことで15分ほど待たされて,ようやく退場できました。校門のところで,スタッフが「スクールバス」の方に案内していたけど,入場客2500人?の大半を,混乱無くさばくことが出来たのでしょうか?私は,ライブ開始前から,それを危惧していたので,大学から坂道をバス通りまで下って,路線バスに乗って帰りましたが…。
それにしても,今回はパイプ椅子があって非常に助かりました。あれがなかったら,おそらく地べたに座り込んでいたはず。かなり足腰弱ってます。こういうことを言ってる私は,かなりのおっさんですな。


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