三宮インストアイベント


1999年12月17日 SOUND 1st.三宮
1.雨の雫(keyboard:こじまいづみ)
2.アドバイザー(keyboard:おのまきこ)
3.ひざまくら(keyboard:おのまきこ)
4.あ〜よかった(keyboard:おのまきこ)
5.ずっと一緒に(keyboard:おのまきこ)
先日の大阪アメリカ村イベントに続いて,私が勝手に呼んでいる,“師走の花*花,イベント三都物語”の第2弾,神戸三宮インストアイベントの日がやってきた。
午後6時半から阪急三宮駅高架下のCDショップでのイベントなのだが,せっかく神戸まで来たのだから,本業の方の資料収集も兼ねて,新開地から三宮まで,地下道や高架下の古本屋やジャンク屋を,のぞきながら歩くことにする。途中,元町付近で「ルミナリエ」へ向かう人たちの波の勢いに,押しつぶされそうになるが,予定よりも早く,6時10分頃には阪急三宮駅の前に立っていた。
さて,ここからショップを探すのだが,イベントのチラシを持った兄ちゃんが居たので,これまた難なく,会場前に行くことが出来た。とはいっても,CDショップの2階なのだが。この時点で,イベント会場と思われるスペースの扉の前にいたのは,10人程度。かなり少ない。告知が行き届いていなかったのだろうか?
開始予定時刻の5分ぐらい前に扉が開けられ,ちょっとしたオープンスペースの中に入る。私は,ステージに向かって右端の前から2列目に位置取った。これは,今までになかったような絶好の位置取り。手を伸ばせば届きそうな感じ。少し待って,6時半過ぎに私の横をお2人が通ってステージに上がり,イベント開始。観客は全部で60〜70人程度だろうか?
衣裳は,おのさんがジーンズに紺色のセーター,こじまさんがパンツにブラウスという感じで,まず1曲目は「雨の雫」からスタート。この歌は私が花花のファンになったきっかけの曲なので,聴くことが出来て,非常に嬉しかった。情景と心情の描写が素晴らしい歌ですもんね。
唄い終わると,こじまさんが窓から外を見て,「カップルばっかりや」とボヤく。確かに,ルミナリエ期間中なので,カップルは普段よりも多いであろう。
そのカップルにひっかけてかどうかはわからないが,2曲目は「アドバイザー」。唄い終わると,また,こじまさんが「カップルばっかり…」,そして,客席に向かって,「怒れへんから,ルミナリエに行った人居てる?」と聞き出したりして…。
また,高砂出身と言うこともあって,神戸の街はなじみが深く,こじま「神戸は庭みたいなもの」,おの「勝手に庭にしてる」,というような会話があり,窓から見えるラーメン屋が美味しい,ハンズの手前にあるケーキ屋さんが美味しい,などという話しがあった。
続いて「ひざまくら」に進むのだが,おのさんの準備が未だのようだ。どうやらセーターの袖が下がってきて,キーボードを弾くのに邪魔らしい。おのさんの「ちょっと待って」の声の後,「ひざまくら」,「あ〜よかった」と2曲続く。
「あ〜よかった」を唄い終わった後,次のようなお2人のコメントが得られた。おのさんは「続けてやるとは思わんかった」,「出だし間違えそうになった」と言い,こじまさんは「みんな,この歌のイントロが始まると,嬉しそうな顔してる」と。確かに,「あ〜よかった」のイントロを聴くと,楽しそうな顔をしてしまう。
そんなこんなの話しの後,こじまさんが「明日は何の日でしょう?」と問うと,客席からは「梅田のライブチケットの発売日」との答えが返ってくる。そう,12月18日は「UMEDA HEAT BEAT 花*花ライブ」のチケット発売日。この前の神戸チキンジョージワンマンライブも盛況だったので,果たしてチケットは確保できるか?
そのチキンでのライブでは,あまりの人の多さで,ステージ上の花*花のお2人の姿が,なかなか見えなかった観客が居たらしい。また,あと,花*花のお2人は,先日行われた「aikoライブ」を見に行ったらしい。そこで,30p以上の台が置かれていたので,「花*花ライブにも台が必要」という話しになり,こじまさんが「厚底靴を履いてこける」と言うと,おのさんは「だったら,最初から台を作る」,などという掛け合いも見られた。
他に,こじまさんが最近お気に入り?の「ほんまか!」,「ミレニアム」という言葉が飛び交い,「宴もたけなわ」になってきましたと言うことで,ラストは「ずっと一緒に」で締める。
ライブ終了後は,お2人のサイン会が始まる。この前と同じく,買ったCDにサイン,もしくは色紙が貰えるらしい。私は「あ〜よかった」を購入し,順番を待つ。そして,私の順になった。
こじまさんの前に立つと,「お名前は?」と聞かれたので,「けのです」と答える。すると,こじまさんは,「けのさん,覚えていますよ」と言う。思わずびっくり。私は「どちらで私の名前を?」と逆に尋ねると,「タワーのイベントに来られてたでしょ」とのこと。おまけに隣のおのさんにも,「この名前はすぐに覚えられた」とも言われる。完全に認識されていたようです。昔からそうですが,この名前はすぐに覚えられるので,悪いことはできません。
その話しの流れで,「ウチのマネージャーの名前が…」と,花*花のマネージャーさんを私に紹介?するが,私と同じく,漢字の読みが珍しいのか,字音がインパクトあるのか,どちらかなのでしょう。確か,お名前は「さもさん」だったかな?先日のTIPSTERイベントで,マネージャーさんが近くに居られたことを,私が覚えていたので,軽く会釈をする。これからもイベントに顔を出すであろうので,スタッフの方にも気持ちよく思われるよう接しておかねば。
サインと握手が終わり,7時15分過ぎに会場を後にする。しかし,私の名前が覚えられていたことには驚いた。顔と名前が一致しているとは思えないが,ひとまず,ファンの中に私の名前があることが認識されていたのであろう。これは,やはりファン冥利に尽きます。好きなアーチストに自分の名前を覚えてもらえているなんて…。


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