first tour 2001“2souls”
大阪2days公演


2001年04月11日 大阪厚生年金会館芸術ホール
1.愛する人よ(keyboard:おのまきこ)
2.奇跡の裏側(keyboard:おのまきこ)
3.秘密基地(keyboard:おのまきこ,recorder:こじまいづみ)
4.あなたに逢いにゆきましょう(keyboards:こじまいづみ,おのまきこ)
5.植物園北門前(keyboard:おのまきこ)
6.赤い自転車(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ)
7.ひまわりの花(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ)
8.1ばんほしかったもの(keyboard:おのまきこ)
9.雨の雫(keyboard:こじまいづみ)
10.さよなら大好きな人(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ)
11.月(keyboard:こじまいづみ)
12.ハナムケノハナタバ(keyboard:おのまきこ)
13.〜こたつと毛ガニの巻〜(keyboard:おのまきこ,recorder:こじまいづみ)
14.A lot of money(keyboard:おのまきこ)
15.祈り(keyboard:こじまいづみ)
16.HEART(keyboard:こじまいづみ)
17.King of Winter 甘い罠(keyboard:おのまきこ)
18.古い日記(和田アキ子のカバー)
19.あ〜よかった(keyboard:おのまきこ)
(encore1)
20.forever friends(keyboard:おのまきこ)
21.ずっと一緒に(keyboard:おのまきこ)
(encore2)
22..やっぱり(keyboard:こじまいづみ)
昨日に引き続き,花*花ライブ大阪公演を見に行く。だいたい複数日公演の時は最終日に行くことにしている。理由は,初日に見に行けば次の日も見に行きたくなるであろうから。しかし,今回は初めてのツアーという記念もあって,私にとっても初めての経験となる「同じ公演」の連日参加。昨日とどこが同じで,またどこが違うのか,その辺の違いがあるのかどうかも楽しみだったりする。そうそう,昨日の公演の模様は,11日朝の「日刊スポーツ(大阪)」に記事が掲載されていました。「大阪凱旋」,「野外ライブも」という小見出しと小さいながらもカラー写真までありました。自分が見に行ったライブが新聞に載るって嬉しいもの。
本日は同行者が居り,開演時刻直前の午後7時少し前に現地で待ち合わせという約束。少し早い目に行った方が良いと思い,6時40分過ぎには厚生年金会館に到着。前の公園では昨日と同じく花見の光景が見られていた一方,長蛇の列は全く無くスムースな入場。
時間まで公園に座って時間つぶしをしていると,昨日と同じくダフ屋が近寄ってくる。「兄ちゃん,券無かったらあるで」と何人かに声を掛けられる。しかし,オヤジ達も「売れ行き」が悪く少々困った様子。個人的に「ダフ屋」という商売は,人気を表すバロメーターで市場主義経済を典型的に表している身近な例と認識しており,何かにつけてその価格等が気になっているのだが,偶然にも話し掛けやすそうなオヤジが居たので,向こうから話し掛けてきたついでに色々と聞いてみる。
チケットの入手源を尋ねるのは「マナー違反」なので敢えて聞かないが,売れ行きを聞くと本日は1枚も売れていないらしい。「外タレやったら,すぐ無くなる」と半分ボヤキが入った発言も。オヤジが言うに,こういう状況は珍しいらしい。チラっと耳にしたところでは,昨日は開演直前に2000円まで割引いたが1枚しか処分できなかったとか。定価を半額以下に割引くとは,我が愛するプロ野球パシフィック・リーグと同じ。まさか花*花でこのような状況が発生しているとは思いもよらなかったが,事実は事実として認識しておかねばならない。
終いには「兄ちゃん,前の方の席あるから交換しよか」,「タダでええわ」と言われるが,私が「I 列の32・33番」と答えると「ええ席持ってるな」と言われ,オヤジは退散していった。花見客にでも売りに行ったのだろうか? その背中には哀愁が漂っていたのは言うまでもない。
ほんの数分の間であったが,非常に有意義な「聞き取り調査」を敢行出来たことは,今後のダフ屋経済研究?には大いに役立つであろう。身近なところから経済を勉強するのは実感が得られるので良いことです。
そして,約束通り7時直前に,同行者が到着。係員が「本日は定時の公演開始です」と急き立てているので,久々に会いながらも挨拶もそこそこに入場し,場内へと向かう。探した席は,ちょうど前後左右も真ん中の位置。ステージがよく見える。昨日は前方の席であっても端だったので,死角になるところがあったが,今日は全く文句無しの位置取り。場内を見渡してみると,客層は昨日とさほど変わらない様子。2日連続で見に来ている方も漏れ聞こえてくる話から居られるよう。また,応援グッズを手に持たれた方も,あちらこちらにチラホラと。
開演時刻を5分ほど過ぎた頃か,客電が消え,スクリーンにツアータイトルが映し出され,バンドメンバーに続いて花*花のお2人が登場。そう,それだけでもう「総立ち」状態であることは昨日と全く同じ。「愛する人よ」,「奇跡の裏側」,「秘密基地」の3曲を一気に行きます。
本日の衣裳,おのさん:青いパーカ,こじまさん:白地にワッペンが付いたジャケット,もちろんお2人ともジーンズ姿であることは昨日と同じ。
最初のMCでは,まず御挨拶。そして,「今日は大阪2日目です,ゆっくり楽しんで帰ってください」と話してから,「あなたに逢いにゆきましょう」,こじまさんが前に出てきて「植物園北門前」の2曲。
歌唱後,こじまさんが「暑い〜」と言ってジャケットを脱ぎます。季節柄もあって,「表の公演で花見をやってる人を見た…」,「花見はしてないけど,桜はツアー中に全国各地のを見た」などと話すが,客席から「どこどこ?」,「何なに?」などとしきりに質問が飛び込んでくるので,こじまさん「あ〜話しすぎ」,「順番,順番」,「じらすのが私なのよ〜」と,慌てず急がずゆっくりと後ほど喋ると話す。
昨日と同じく,パーカッション担当のメンバーが自転車型に改造したパーカッションセットを持ち出し,唄うは「赤い自転車」。昨日も途中で歌詞を替えていたが聞き取れなかった。しかし,今日は「淀川にも遊びに行こう〜♪」となっていたのがはっきりと聞こえた。春先の淀川,堤防は新緑で気持ちがいいですからね。私も子供の時に,祖父母に連れられて早朝は「ハゼ釣り」,お昼前には「つくし取り」,しばらく遊んで家に帰って「つくしの佃煮」を作ったり…もう少し温かくなれば「よもぎ」を取ってきて草餅を作ったり,意外にも街の真ん中を流れている淀川にも自然が溢れていますからねぇ〜。そういえば,ザリガニ取りや海から潮に乗って上がってきたクラゲを捕まえたりしたこともあるなぁ〜。
そんな個人的郷愁はさておき,その後,「ひまわりの花」,こじまさんが再度前に出て「1ばんほしかったもの」,おのさんと位置を代わって「雨の雫」と,ほのぼの・しっとり系の歌が続きます。
次のMCで,おのさんが「今日はツアー最終日です…でも,まだ続きそうな感じがしています」と言うと,逆にこじまさんは「「しみじみとした感じで…」と対照的な感想を口にする。で,ツアーの話だが,昨日は「珍道中」と表現していたが,今日は「“伝説”が生まれたツアー」だったと語りかける。何やらスタッフの間で「花*花新聞」なるものが発行され出回ったらしい。内容はとても外部に見せられるものではなく内緒にしておきたいようなものらしい。「もし外の人に知られたら?」という問いかけには「私が出回るようなことはさせません」と,きっぱり断定するこじまさん。ここまで言われると,どんなだったかファンとしては非常に気になります。ファンクラブの会報に一部抜粋でも…。また,4月6日は,こじまさんの誕生日でちょうど東京でのライブもあり,その打ち上げでは,かなりの盛り上がりが見られたらしい。極めつけは,花*花のマネージャーさんが「ナースの格好」をして現れたとか…。ともかく,色々な出来事があった楽しい全国ツアーだったそうです。
バンドメンバーが退場し,2人きりで,「さよなら大好きな人」,おのさんが前に出て「月」,こじまさんがマイクスタンドを持ち出して「ハナムケノハナタバ」が続く。しっとりと聴かせる歌を3曲,場内は落ち着いた雰囲気になってきています。歌い終わってから,こじまさんから「ピアノヴァージョンでお送りしました」,「CDでしか知らない人は違った風に聞こえたかもしれません」,「3年ぐらい前に作った歌で,これまでライブでよく唄ってきました」などと,メジャーデビュー以降に新しくファンになった人に向けて説明なんかもありました。
ここからは,落ち着いて少し緊張気味の雰囲気をほぐす時間です。「先生」キャラに変身したこじまさんが,私のかわいい「生徒」達をステージ上に迎え入れ紹介します。手に楽器を持ったバンドメンバーが登場。それを見たこじま先生,「ダラダラしないの」,「いいかげん嫌気がさしてきたの?」と厳しい指導。その指導?のせいか,公演を続ける度に上手になってきているらしい。最初は楽屋で必死に練習したりしていたが近頃はそれも無くなり余裕が出てきたようです。こじま先生の「チューニングは“ソ”の音」と言って,準備を始めるが,左端のリコーダーの人が客席に向かって手を振っているのを見て,「こらこら,手を振らない」,「愛想は終わってから」と教育的指導。「いつも終わってから,今日は何列目のお姉ちゃんがかわいかったとか言ってるんですよぉ〜」と内幕まで暴露。メンバー苦笑い,場内は大爆笑。「それでは,今日で最終日,地元でお父さんお母さん,奥さんや子供さんが見てる中,頑張りましょう」とプレッシャーを与えかねない言葉と共に始まったのは「〜こたつと毛ガニの巻〜」。こじま先生の黄色いリコーダー,おの先生?のキーボードもバッチリ決まり,非常にお見事な出来。場内からも温かい拍手が出てきています。
「初日(札幌)は震えていたけど,とても上手くなりました」,「もう教えることは何も有りません」と,こじま先生の感想。ここからは生徒達の「卒業式」です。ひとりひとり名前を読み上げ,言葉を掛けていきます。先生冥利に尽きる一瞬でしょうね。
「卒業式」も終わり,もうひとつのキャラ「女王様」が現れます。
今日は赤のサングラスを掛け,白のハネハネショールを首に掛けて貰い,唄うは「A lot of money」。もちろん昨日と同じくシャネルのショルダーから銀貨がバラ撒かれます。お小遣いが欲しい“下僕”たちは,それに手を伸ばして取ろうとしますが,用意のいい人はなんと「袋」を持参していたりします。これでお小遣いもバッチリ貰うことが出来ますねぇ〜。で,今日は,曲の最後でおのさんがこじま女王様に,銀貨のおねだりをしています。どうするのかなぁ〜と思っていたら,両手を出して貰った銀貨を客席に向かって大きく投げて,曲が終わりました。おのさんもやはり投げたいんだな…そう思う瞬間でした。次回は2人して思いっきり銀貨を豆まきの如く投げますかぁ?(苦笑)
こじまさん曰く「コインをゲットした方は今後も唄い続けて,投げたサングラスを手にした方は,それを掛けて帰ってください」と話した後,7月28日の大阪野外ライブの告知が行われる。もちろんサブタイトルは「やいやい言うな」。入場時に貰ったチラシに詳細があったので,熱心なファンは今から期待を胸に膨らませていることでしょう。
大いに盛り上がった後は,少しクールダウンです。おのさんが前に出て唄おうとしますが,こじまさんが何やら手間取っています。どうやら「ふわふわ」にシャネルのショルダーが絡まってなかなか取れないらしい,おまけに羽根が衣裳にこびりついて,少し埃っぽい感じになってるよう。女王様も大変です。準備完了,おのさんの絶唱が聴くことができる一曲,「祈り」です。場内には,ただただ,おのさんのしぼりあげるように歌い上げる声が響くのみ。聴かせます。さて,次は,おのまきこが暴れる?番です。「さあ,みんなで盛り上げましょう」,「だけどステージには手を伸ばさないでね」と客席を煽って唄い踊ります,「HEART」です。
おのさんと位置交代し,こじまさんが「King of Winter 甘い罠」を唄います。これまた昨日と同じくステージと客席とのコラボレーションを展開。これも見事に決まりました。おのさんが前に出てきて続けざま唄うは「古い日記」。もちろんバンドメンバー紹介やドラムとパーカッションの見せ場もあったりします。
さて,いよいよ時も押し迫ってきました。「みんなの笑顔を見るためにライブをしてきました」,「いろいろな所でいろいろな笑顔を見ることができました」,「最後にみんなの声と笑顔を見せてください」というような話があり,唄います「あ〜よかった」をみんなで。この歌を唄う時,ファンのみんなも楽しそうな顔で唄います。ステージからもきっとそれが判っていることでしょう。そう思いたいです。
「今日はありがとう,また逢いましょう」そう言葉を残して,舞台袖へ退場。時刻は9時頃です。やはり…場内からはアンコールを求める拍手が鳴り止まない。しばらく経って,お2人が再登場。拍手はさらに大きなものになります。
その再登場時に,最前列から何かモノ(プレゼント?)が投げ入れられましたが,何か訳が判らなかったので,おのさんが「モノを投げない!」と厳しく注意。確かにむやみにモノを投げ入れるのは憚られる行為です。今や野球場でも紙テープ・紙吹雪は歓迎されない時代ですから。それはさておき,昨日と同じく花*花Tシャツ(女の子用)に着替えた,いーちゃんとまきちゃん。「こんなん作ってみました」と紹介すると客席の反応も良いので,こじまさんは「みんな絶対買いや」と積極的な営業。また,2日目ということもあるのか,客席でそのTシャツを着用しているファンが多いのだが,おのさんが悲しげに言うには「まきちゃん色(水色)が少ない…」。嘆くな,まきちゃん。こじまさんが言ってたじゃないか,「一番多いのは,(バンドメンバーの)“もりまつくん”が着ていた男の子向けの紺色」と。一般的に男性客の方が大きいのでよく目立つ,それと女性のお客さんは着替えにくいこともあるし,そういうことでしょうね。気にすることではないと思う。
そんな花*花ライブに足を運ぶ「お友達」でもあるファンのみんなに送る歌として「forever friend」を,こじまさんが歌い上げます。そして,「ずっと一緒に」でアンコールを締めます。最後はこういうしっとりと心に訴え掛けるような曲がいいですね。
「最後まで本当にありがとう」,「ツアーも無事終了!」。歌い終わったお2人を,ファンの拍手で送り出しますが,またもや「いーちゃんチャチャチャ,まきちゃんチャチャチャ」コールが場内に広がります。
もはや花*花のアンコールは2回というのが定説?などと思いながら,しばらく待っていると,サービス精神旺盛なお2人がみたび登場。
おのさんが「さすが大阪やね。さっき“終了”って言ったのに」と,その反応の大きさに驚きとまどいつつも嬉しいというような感じ。昨日も同じような事があったのですが,「ネタが無く,何をしようかホンマに困った」,「だけど今日は…」と言っただけで,場内は何を唄うのか以心伝心,歓声も更に大きくなります。こじまさんが言います。「ここでやるのが宇宙初!」,「私達がこのツアーで一番緊張する時間です」,「地元の皆さんに真っ先に聴いて欲しい」と。もうここまで言えば何をするのかは自ずから判ったも同然。あの新曲です。客席から昨日のこじまさんの鍵盤タッチミスを知っていたのか「間違えなや」とか「頑張れ!」と声が掛かるが,逆にそう言われると緊張しかねないので,「何でそういうこと言うかな〜」,「温かい気持ちで聴いて」と客席にお願いする。それよりなにより皆,新曲を聴きたくてうずうずしています。
おのさんがステージ中央に立ち,「もうみんな知ってるかと思いますが…」と紹介した後で,バンドの演奏と共に始まります新曲「やっぱり」。昼のドラマ等で耳にしたことがありますが,最後まできちんと聴いたのはこれが初めて。感想は…「おのまきこ」売り出し曲。そう思いました。今まで,どちらかと言えば「花*花のキーボードの方」そんな扱いや認識が多かったと思いますが,そうではない。花*花はどちらも唄えて弾けるんだ,他のユニットとの差別化を図って積極的にアピールする,そう言う意味合いがあるのかぁ〜と感じました。歌詞の一言一句まで詳しく聞き取ることは出来ませんでしたが,今後,聞き込んで行きたいですね。
結局,終わったのは昨日と同じような時刻,午後9時半頃。これにて,ファーストツアーは無事に全予定を終了しました。この後は楽しい打ち上げが待っていることでしょう。
昨日に続いてのツアー参加。楽しかったです。確かにメジャーデビューしてブレイクしたものの,やってることは以前と変わらない。それも嬉しいですね。選曲もまあ妥当なところでしょうが,個人的には「空の青」が欲しかったと思ったりします。ファンが希望ばかり言うのはタダの無理な注文に過ぎないでしょうし,持ち歌が増えればカットされてしまう楽曲の数が多くなってしまうのは致し方のないことです。それと,以前に比べて曲間のMCの時間が短くなっているような感じがするのは,気のせいでしょうか? しゃべくりを生業とする芸人さんではないので,それに期待するのは筋違いですが,前はもっと話をしていたような記憶があったりします。ま,2時間半弱で22曲ということを考えると,しゃべくりよりも歌,それが優先なのは当たり前でしょうが。
初めてのツアーは,ファンの期待を裏切らない素晴らしいものだったと思います。次はこれまた初の「本格的」野外ライブです。花*花のお2人がよく言われる,いい意味で期待を「裏切る」,そんなあっと驚くような趣向があるのでしょうか,「祭り」がコンセプトなら,そういうことにも期待してしまいます。今から楽しみ。
それと,同行者に言われて初めて気が付いたのですが,場内に何台かビデオカメラ(プロ仕様と思われる)が入っていたのですが,これって何かあるのでしょうかねぇ〜。事後チェック用なのかも知れませんが,もし,何かのメディアで流れることなんか有れば,とても嬉しかったりします。


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