Jay-Land Shuffle
公開生放送


2000年10月16日 大阪・Tower Records 梅田
サテライトスタジオ

生歌は無し

花*花人気が全国的なものとなって全国各地でのイベントが激増し,以前に比べて関西で見る機会が,相対的に減ってしまった昨今。今日は梅田から花*花をゲストに迎えて生放送があると聞き,所用を済ませた帰りに現地へ立ち寄ることにする。
場所は,大阪梅田マルビル地下・Tower Records 梅田店にあるFM大阪のサテライトスタジオ。番組は夕方4時からの「Jay-Land Shuffle」で,そのゲストコーナーに出演とのこと。これまで何度か,この場所にゲストに来たアーティストを見に訪れたことがあり,どんな状況か大体は判るので,登場コーナーが始まる5時半よりも前に到着するように予定を調整し,現地へ向かう。
スタジオ前に着いたのは,5時15分頃。その時点でサテスタのガラス前に居た観客は10数人であった。これは予想外の少なさ。最近の花*花人気,そして,学校もとっくに終わり,社会人も急いで来れば,生出演に充分に間に合いそうな時間帯なので,さすがに超大物ゲストの時のように,「流れ作業」的な扱い,そこまでは無いとは思っていたが,人が群がり姿が見られない状況かも?と予想してたので,これにはちょと拍子抜け。もっとゆっくり仕事をしてきてもよかったな,などとも思ったりした。
観客は,生出演が始まってから徐々に増えてはいきましたけど,後ろから押されるというようなことは無し。ひとまず,スタジオ内のテーブルに向かって右側2列目の位置取りで,花*花の登場を待つ。
ゲストコーナー直前のニュース・交通情報の間に,花*花のお2人とスタッフ方が,スタジオ左側の控室?から現れ出る。本日の衣裳は,おのさん:黒のカーディガンにカーキ色のパンツ,こじまさん:紺のGジャンにベージュのパンツ。
まず,放送局スタッフが,お2人をデジカメで撮影。web上にアップする分なんでしょう。キャプチャーした画像を見て,あれこれ何か話しているようです。もちろん,何を言ってるのかはガラス越しなので判りませんが…。そして,テーブルに着いて生放送の準備を行う。座り位置は,観客から見て右側:こじまさん,正面:おのさん。左側には番組DJのKOJI氏が座り,4時から番組を進めています。
椅子に座ったおのさんはトークバックのヘッドホンをつけているが,こじまさんは青い帽子を被っていたので,首にかけたままの状態。こじまさんはガラスに近いので,それ越しに手を振る観客の声に応えたりする。その観客たちはと言えば,最前列に陣取ったファン数名が,頭の上に何やら小さなボトルらしきものを付け,しきりに,お2人にアピールをしている。
後で耳にしたところに依れば,昨日の姫路イベントでもやったらしい。また,今朝,ゲスト出演したFM802の番組でも,こじまさん:「私たちが呼びかけたこともあるんですが,最近,変わったお客さんが多い。アフロのウィッグとか,頭にジュースのカンカンみたいなんを付けてきたり…」。おのさん:「みんな,かなりアピールをしてる」という発言がありました。
このように,ライブの「お約束(つまりアフロを被って参加すること)」を言い出したお2人も,あまりにもその影響が大きかった?ので,先日のラジオ放送で「アフロ中止令」を出していたから,今回のパフォーマンスは,新たにファンが自発的に編み出した「お約束」,そういうことなのであろう。
CMが明けてゲストコーナーが始まる。ここから花*花生出演。どんな内容だったか紹介してみると,
 ・KOJI氏は花*花と2年振りに会った。
 ・人気の実感については,花*花のお2人はよく判らない。忙しくなった分,友達が減った。

とりあえず曲を…ということで,「あ~よかった」が流れる。

 ・「setagaya mix」でなく「remix」などという名前でもよかった。
  もう一つの形・見方をちょっと変えただけという感じ。
 ・聴いてくれている人が私たちを盛り上げてくれた。育ったというより育てられたみたいな。
 ・キャンペーンでは「“あ~よかった”の人や!」みたいな感じで応援してくれる。
 ・アルバムは,書き溜めていた曲を集めたものなので,1曲1曲「いい環境」で作らせてもらうことができた。
 ・「今日がダメなら明日があるさ」という穏やかな雰囲気でレコーディングしたので,穏やかなアルバムに仕上がる。
 ・「あの名曲」や「思い出深い曲」が収録されている…一番最後に。「トリです,サブちゃんです」(こじまさん)。
 ・「さよなら大好きな人」PVのテーマは「ポッポや」らしい…役者への道も歩み始めた?
  ロケ地は大井川鉄道。
 ・特注の「さよなら最中」には「別れ味・想い出味・涙味」の3種類がある。こじまさんが冗談で言ったのが始まり。
 ・地元のおばあちゃん出演の「さよなら最中」CMを撮ったり,近所の最中屋さんが売ろうかと…。
 ・花*花ファンの最中屋さん鯛焼き屋さんは,ぜひ作って欲しいとのこと。
 ・今後の活動として「音に対する欲求」がたくさんある。尊敬するミュージシャンとのセッションとか。
 ・花*花2人のピアノインストだけのライブとか,カバーアルバムとか色んなことをやってみたい。
 ・常に周囲に対して「ホンマにありがたい」という姿勢にはホッとする。「それを忘れちゃいけないです」(おのさん)。
 ・「売れて態度が大きくなってたらどうしよう…」(KOJI氏),「小心者なんで,そんなことできません!」(おのさん)。
 ・関西に住んでいるので,いろんなところで会えると思います。
 ・ファンへのメッセージ:「来年春ぐらいにライブします」(おのさん),「温かく見守ってください」(こじまさん)
 ・「いづみちゃんは“ちゃん”,まきこさんは“さん”という感じ」(KOJI氏)。醸し出す雰囲気によるものなのか??(個人的に,おのさんは“かっこいい”という印象があるので,“ちゃん”よりも“さん”なのかなとも思う)

番組の最後に,スポンサーからヘアスプレーがお土産として渡され,商品紹介をするKOJI氏のコメントに合わせ,ガラスのこちら側に居る私たちに向かって,テレビショッピングで商品説明をするお姉さんのそぶりをするこじまさん。観客の笑いを誘っていました。思わず「それおくれ~」と言ってしまいそう??(苦笑)
そして,「さよなら大好きな人」の曲紹介。曲名を言った後に2人で「さようなら~」と叫んで曲が流れる。以上でゲストコーナーは終了。約20分間の出演。
曲が流れている間に,番組に来た記念としてスタジオ内に飾るポラロイド写真を撮影。また,テーブルの上に置かれた,リスナーから届いたFAX・メールに一通り目を通す。ポラロイド写真が出来上がったら,それにサインを入れ,観客に惜しまれつつ手を振りながら退場。
前から2列目とあって,ホントに近くで見ることができました。まさに「目の前」というような感じ。しかも,後ろから押されて苦しいということもなく快適に…いい時間を過ごせて「あ~よかった」。でも,いくらガラス越しであっても,これだけ近いと何だか照れてしまいます。
そう言えば,こじまさんの横顔って初めて見たんじゃないかな?いつもはだいたい正面か斜めからなので。
おのさんは,よく「痩せたのでは?」と尋ねられることが多いらしいが,私も同様の感を抱きました。仕事の忙しさが原因かもしれないが,お身体には充分に気を付けて頂きたいですね。
まあ,キャンペーンに行けば,その土地の郷土料理を食するのが楽しみという話をしているので,ひとまず安心。たくさん美味しいものを食べて,色々な土地の空気を感じてパワーを付けて,頑張って欲しいです。


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