コンサート
2000年09月17日 | 滋賀県・県立草津文化芸術会館 |
1.あなたに逢いにゆきましょう(keyboards:こじまいづみ,おのまきこ) 2.ひまわりの花(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ) 3.赤い自転車(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ) 4.アドバイザー(keyboards:おのまきこ,こじまいづみ) 5.雨の雫(keyboard:こじまいづみ) 6.月(keyboard:こじまいづみ) 7.あくび(keyboards:こじまいづみ,おのまきこ)…新曲 8.空の青(keyboard:こじまいづみ) 9.ふたつのてのひら(keyboard:こじまいづみ)…新曲 10.植物園北門前(keyboard:おのまきこ) 11.HEART(keyboard:こじまいづみ) 12.A lot of money(keyboard:おのまきこ) 13.あ〜よかった(keyboard:おのまきこ) 14.ずっと一緒に(keyboard:おのまきこ) (encore) 15.1ばんほしかったもの(keyboard:おのまきこ) |
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今夏,花*花は「あ〜よかった」を引っ提げメジャーデビュー。スマッシュヒットを飛ばし人気もウナギ登り。今回はホールでの久々のワンマンライブ,そして,来月末には新曲をリリースするとあって,「もしかしたら新曲披露もあるのでは?」と期待しつつ,現地へと足を向ける。 会場は,滋賀県草津市にある県立草津文化芸術会館。もっぱら西および南方面に行くことが多いので,京都より東,滋賀県に足を入れるのは2〜3年振り,それも新幹線で通過だったので,厳密に地に足をつけたのは何時以来だろうか? せっかくの遠出なので,やはり単純往復ではもったいない。せめて京の雅やかな空気でも吸わないと,と思いつつ,京都で途中下車するが,これが失敗。3連休の最終日だったことを,すっかり忘れていたこの私。駅構内には帰路につく観光客でいっぱい。駅ビル見物しようかと思っていたが,混み合って移動もちょっと困難。もう少し早く出ていたら,京都タワーで「あやしい」展示でも見ることが出来たのに〜。もっと時間があったら,大津の「びわこ競艇」で一勝負?も出来たのに…リスクはかなり大きいが。 そんなこんなで「京都発柘植行き」という,大阪人には馴染みのない電車に乗り,会場最寄りの南草津駅へ。駅に若者が多いと思ったら,近くに大学があるんですね。全く知らなかった。ちょっと道が判りにくいと,草津出身の知り合いから話しを聞いていたので,早めに来て正解か?途中で,同じく会場を探している人から道を尋ねられたりしながら,坂を上って約10分で会場に到着。 ロビーには開場の午後6時を待つ多くの人で既にいっぱい。数分待って入場する。「もぎり」の様子を見ると,会場で直接発券されたチケットは,チラシと同じデザインでカラー刷りだ。席は「け-36番」。前から9列目の右方だが,予想よりも中央寄り。席もゆったりとして見やすく良い感じ。 ホールは中程度の大きさ(500〜600人程度?)で,ステージまでの距離が近く,周囲の観客からも,「見やすい」,「近い」,「ピアノの発表会」みたいなどの声があがっていました。ステージ上には,ギター・ベース・パーカッションのバンドセット一式と,お馴染みのツインキーボード。この席は,向かって左側の「おのまきこキーボード」に対面しよく見える。ありがたい位置取り。 開演のブザーが鳴り,約5分ほど遅れて照明が消え,バンドメンバーの3人が現れ,拍手の中花*花が登場。本日の衣裳は,衣裳は,おのさん:紺のノースリーブシャツにジーンズ,こじまさん:袖が鶯色の長袖シャツにジーンズ。お2人とも足元がサンダルではなくなっていたところに,秋の気配が感じられます。 登場して,まず,おのさんボーカルの「あなたに逢いにゆきましょう」,そして,こじまさんボーカルの,「ひまわりの花」,「赤い自転車」,「アドバイザー」の4曲をぶっ続け15分。 4曲終わって,「こんばんは〜」,「滋賀県では初のライブです」を皮切りにMCタイムの始まり。「秋空の良い天気」,「オリンピックも始まって…」などと話していたら,やはり今日もいました。アフロ達が!前の方の真ん中あたりに,色とりどりのアフロヅラを被った集団が陣取り,よく目立っています。何のことか判らない人に「私達が番組で指令を…」と説明し,こじまさんが「どこまでこれは続くのか?」,おのさんが「みんな素直やなぁ〜」。アフロ達もここまでやると,引っ込みが付かなくなってしまうのかな?客席から「花花もアフロ被って!」などの声が飛びましたが,それに対してこじまさん「え〜っ」,「そんなん,ウチら“アイドル”やから,でけへん!」との返答に,場内は大爆笑。私は「いやいや,最近のアイドルは,もっとすごいでっせ(何がすごいのかは判らないけど)」,と思ったりしたが…。 バンドメンバーが退場し,ここからは「チーム2人組」による楽曲披露となります。「しっとりタイム」ですね。おのさんがキーボードから離れてステージ中央に立ち,「雨の雫」,「月」を続けて熱唱。歌唱後,キーボードに戻り,再びMCタイム。 ネタは滋賀県らしく「琵琶湖」について。「琵琶湖は大きい」,「けど,先日行った島根にある湖も大きかった」,「何湖やったっけ?」という話しをしていると,おもむろに,こじまさんが一言「シジミ湖や!」。惜しい,確かにシジミは名産だが…名前も似てるけど。客席から「宍道湖」との声が飛ぶが,地元の人にシジミが獲れると聞いたので,そういう印象があったのでしょう。「大きい湖なので“海”のように見える」,「対岸が海に浮かぶ島のような感じで…」,「私ら瀬戸内育ちやから…」,確かにそんな感じですね。 ここから話しがややこしくなり,こじまさんが2・3年前にキャンプに来た時に,対岸の雄琴で打ち上げていた花火が「こんなにちっちゃくて…」と何を話したいのか少し混乱している様子。おのさんも,頭をフル回転して「通訳」を試みるが,何やら的を得ずアタフタとしていました。結局,大きな打上花火が小さく見えるぐらいに「琵琶湖は大きい」ということを話したかったそうです。この一連の会話に客席も,どう反応したらよいのか判らなかったようで,お2人は「私ら間違ってた?」,そして,「琵琶湖って日本一大きな湖で合ってるよね」と焦ったり…。 オチが付いたところで,次は新曲について。次のシングル「さよなら大好きな人は“ドラマ主題歌”に…」という言葉に,場内から「おぉっ!」と大きなどよめきが。10月に入ると流れますが…ということで,出演者の紹介が始まる。 その出演者の田村正和・広末涼子・及川光博の名前を挙げるたびに,場内からは歓声が!おのさんも「すっげぇ〜」と思わず唸ってしまいます。でも…「花*花はドラマには出ません,歌を唄うだけです」と,こじまさんがちゃんとオチを付ける。場内を沸かせたぶん,笑いできちんと収めます。 次回作は“両A面”ということで,もうひとつの曲「愛する人よ」もありますが,こちらも何と「ネスカフェのCM曲に!」,またまた場内から歓声が。「あのネスカフェやでぇ〜」と,こじまさんのアピールがありました。 次の曲は,アルバムに収録される新曲である「あくび」。ラジオで1度聴きましたが,生歌を聴くのは初めて。歌い方が,とても可愛らしいですね。歌詞にあるように「強がっている」そぶりを演じる姿が。 歌唱後,おのさんが再度ステージ中央へ進む。「花*花は1年中,あらゆる天気に合わせた歌を各種取り揃えております」,「冬のこたつ,秋の金木犀…」,「そこで,秋の清々しい青空にふさわしい曲」,「2曲目は新曲を…」と次の歌を紹介する。この新曲は,おのさん(作詞)とこじまさん(作曲)で「初合作」らしい。それを聞いて何故か客席から笑い声が。「何かおかしい?」と聞き返すこじまさん。おそらく初合作というのが意外だったのでしょう。 と言うことで「空の青」,新曲「ふたつのてのひら」を歌う。新曲は,おのさんのボーカルで,サビ部分を力強く朗々と歌い上げるところに引き込まれそうな感じです。まさに熱唱。ファンとしては見所がまた1つ増えたというような…。 チーム2人組のステージはここまで。バンドメンバーが再度登場する。こじまさんは「ここから盛り上がるんやで」,「立ちたい人はどうぞ立って立って!」と話し,おのさんも「立つなら後ろの人の邪魔にならないように」と,これからがライブ本番という感じ。こじまさんが,ステージ中央に立ち「植物園北門前」を歌う。力のこもったボーカルが場内に響きます。 歌唱後,おのさんが一言,「びっくりした?」。これまでの,しっとり花*花からは一変しましたからね。立て続けに「今からやで」と,おのさんが言い,こじまさんと位置交代。次は何かな?おのさんの「そろそろ盛り上がろうか?」のコメントに,「まきこ姉さん,この際やから踊って」と,こじまさんが援護射撃。客席も前の方から立ち始め,ついに全員総立ちの状態に。その中で唄うは「HEART」。手拍子が鳴り響くなか,実に楽しそうに歌います。 さて,次は,こじまさんがはじける番。「滋賀でやるのは初めて」,「CDには出来ない…」。これだけで客席から歓声。おのさんが,こじまさんに眼鏡を掛けると,あらあら大変?キャラがすっかり変わってしまいます。「水の豊富な琵琶湖のように,銭の方も豊富にならんと」ということで,客席と一緒になって「A lot of money」。それに引き続いて,「あ〜よかった」。こちらも客席との合唱が見られました。唄い終わって,こじまさん「滋賀初ライブ,盛り上げてくれてありがとう」,そして,おのさんは「近いのでまた来てみたいです,春にはツアーをしたいですね」と話す。最近「ツアーをしたい」とよく言ってるので,ここはぜひとも実現して欲しいものです。 で,客席がまだ立ちっぱなしなのに気付き,「あっ,そうぞお座りください」(こじまさん),「ホンマすんません」(おのさん)と,小心者ぶり?を見せていました。しかし,腰が低く丁寧な方たちです。思わずファンもにこやかになってしまいます。「かわいい〜」との声も掛かります。それを聞いたこじまさん「かわいいやって,花*花かわいいって」と言うと,おのさん「自分で言うな」とツッコミを入れる。 そうこうするうちに,最後の歌になります。客席からは「え〜っ」という残念な声が。おのさんは「またすぐに逢えますよ,どこかで」と話し,こじまさんは「この歌も21世紀,22世紀に残したい」,「これからもずっと一緒にみんなと仲良くしていきたい」と,最後の曲紹介をする。もちろん,おのさんの「仲が悪くなったら終わりか?」との厳しいツッコミもありつつ,唄うは「ずっと一緒に」。最後は,しっとりと締めて,約1時間15分のステージは終了。 お2人,バンドメンバーが観客に手を振って,拍手の鳴るなかステージ袖に退場するが,その拍手が鳴り止むことはなかった。どのぐらいたったのか,1〜2分後だったろうか。再度,お2人がステージ上に登場。場内大歓声!客席からは「おかえり〜」との声が飛びます。ホンマに「すぐに逢えました」。 どうやら開演前に,花*花ファンの方から手紙を貰ったらしい。こじまさんは,最初は「カミソリが入ってるんとちゃうか?」とか「指が切れて…ピアノが弾けないわ」,などと,「大映テレビのドラマ」にありがちなことを思っていたらしい。対しておのさん「花*花には,そんなことするファンはおらん」。結局,手紙の内容は「私達,今日結婚しました」というカップルからのものでした。 そして,アンコールの曲紹介。「私達の,あなた達の大切な人の為の歌です」,「ライブでは昔から歌ってきましたが…」,「ようやく念願叶ってアルバムに入ることになりました」,「一番最後に収録されています」とのこと。一番最後,ということは,こじまさん曰く「紅白で言えば“トリ”,すなわち,この歌はサブちゃん(北島三郎)」だそうです。これを聞いた場内は最大級の爆笑の渦に包まれる。サブちゃんかぁ〜。おのさんが「トリは毎年変わるやん,和田アキ子さんとか…」と言っても,こじまさんにとって「トリ=サブちゃん」らしい。 で,そのトリ曲の名は「1ばんほしかったもの」。さっきまで笑いを取っていたこじまさんが,感情を込めて歌い上げじっくりと聴かせます。午後8時少し前,全予定は終了。 10月25日の新曲(シングル・アルバム)リリースが確定・発表されてから,初めてのワンマンコンサート。新曲が聴けるかな?と期待していましたが,予想通りでした。メジャーでCD化されていない「HEART」や,ライブ会場だけの「1ばんほしかったもの」も含めると,4曲が新曲とあって,新しいファンにとっては,なかなか良かったのではないでしょうか?もちろん,以前からのファンもね。 今後,学園祭等の各種イベントで,新曲の披露があるかと思われるので,非常に楽しみです。今日は「さよなら大好きな人」が聴けなかったのが少し残念でしたが,またの機会のお楽しみと言うことで…。 |